水曜日, 3月 29, 2006

■自民党・小泉官邸の世耕某が仕掛けた「ブロガー懇談会」の無様な実態?

人気blogランキング←click here!!!


■これって、世耕某が仕掛けた「ブロガー懇談会」の無様な影?

■昨年の衆議院選挙の前後に、自民党小泉官邸の情報機関・世耕某が仕掛けた、ホリエモン予備軍とも見られるネット族やヒルズ族を取り込むための「ブロガーとの懇談会」なるものほど怪しいものはなかったが、それにブログもネットもろくに知らないままに付和雷同して、大恥をかいた上に、その延長上で「ガセ・メール」を掴まされ、立ち直れないほどの深い傷を負ったのが前原民主党だ。

民主党の「ブロガーとの懇談会」には、前原代表自ら出席し、怪しげなブロガーたちと懇談したらしいが、それを取り仕切ったのが、これまた怪しいネット馬鹿女・・・。それが「泉あい」。この懇談会には、ガセ・メールの仲介者や関係者ももぐりこんでいたという噂だが、まあ、前原民主党の軽薄すぎる党運営の内幕がいとも簡単に見破られ、謀略を仕掛けられ、そしてまんまんとその罠にはめられたというわけだ。

実は、僕は、この「ブロガー懇談会」なるものを、自民党小泉一派の情報統制と情報謀略の一環だからと分析して、「新しい政治のシステムが始まった…」かのように浮き足立っているマスコミ関係者や懇談会参加者たちを含めて、いち早く、厳しく批判したのだが、その無様な実態と結果が、今、あきらかになりつつあるというわけだ。

===========以下引用=========
「佐藤立志のマスコミ日記」から

●泉あい、激怒!!
 民主党のブロガの懇談会を大塚・参議院議員から依頼されて、出席者を選考した泉あいが、過去のアダルトサイトを運営したいたことまで暴露されて、激怒している。http://www.surusuru.com/news/
『また、OL時代にアブノーマルサイトを運営していたことは、過去のプライベートなことで取材活動とは全く関係のないことだと考えています。そのサイトを運営していたことを恥じてはいないので、
・・・・・・・・・・・
ですから、現在運営していない過去のサイトを誹謗中傷目的で持ち出すようなことは今後一切しないでください。また、菊池直子説と同様、OL時代に運営していたサイトとオウムを結びつけるのは事実無根であり、非常に不愉快ですのでそのような中傷をする書き込みも止めてください』
 まあ大変だ。オウムと間違えられるは、ご愁傷さまといいたい。ただオウムの松永にあんなに信頼していると書いたら、火に油をそそぐようなもの。
・・・・・・・
============================

人気blogランキング←click here!!!

■小泉退陣後に、財務省が目論む消費税12%?

■「毒蛇山荘日記」のメルマガ配信を始めました。登録はコチラから、お願いします。(↓↓↓)■
  http://www.mag2.com/m/0000189752.html




人気blogランキング←click here!!!


●消費税アップか政府資産売却か…なんて議論が小泉政権内部でまじめに議論されているようだが、その経済論議は根本的に間違っている。つまり議論の前提が間違いなのだ。要するに、小泉改革を前提にしている限り、出口は見つからない。増税も緊縮予算も政府資産売却も、単なる一時的な気休めで、すべて無駄。ますます日本経済はおかしくなる。

では、どうすればいいのか。簡単である。小泉が退陣したら、さっさと小泉構造改革の看板を下ろし、関係者を官邸から追放し、日本経済の実態を調査分析すること。それだけで充分だろう。むろん、竹中某を、政治犯として、刑務所にぶち込んでから後のことだけどね。

=====================
■ 財務省が目論む消費税12%
───────────────
 財務省がいよいよ消費税の大幅アップの準備に入った。「任期中には
上げない」と
言ってきた小泉首相の退陣が9月に迫っているためで、合言葉は「すべ
ての財政再建
の道は消費税12%に通じる」なんだそうな。

▼ 「財務審」が国民脅迫の試算 ▼

 きのう(27日)、谷垣財務相の諮問機関「財政制度等審議会」が
「財政健全化の
長期試算」を出した。これは「増税をしないで歳出削減だけで財政を健
全化させれば
どうなるのか」という内容で、542兆円ある国債残高のGDP比率
(105%)を
2015年度から低下させるには、15年度の一般会計を06年度比で
27兆円削ら
なければならないと試算している。そうなれば社会保障費や地方交付税
を削らざるを
得ず、15年度の国民生活は以下のようにヒドくなるというのだ。
▼医療費の負担額は2.5倍に
▼年金支給開始は65歳から71歳に
▼国立大学の授業料は53.6万円から203.7万円に
▼パトカー到着時間は7分15秒から30分に
▼公共事業費は7.2兆円から2.2兆円になり新規事業はゼロ??。
 その一方で、収支改善を増税のみで実現するとしたら15年度の税収
を現在より4
5%増やす必要があると試算して、消費税を11年度に15%、15年
度には22%
に引き上げる必要があるとしている。
 緊縮財政でいくなら国民生活はガタガタ、それがイヤなら消費税の大
幅アップを認
めろ、とまるで国民への脅しである。    「日刊ゲンダイ」3/28より。
====================

人気blogランキング←click here!!!

火曜日, 3月 28, 2006

この記事も、小泉・安倍一派の政界情報工作の一環だよね、世耕君。

■「毒蛇山荘日記」のメルマガ配信を始めました。登録はコチラから、お願いします。(↓↓↓)■
  http://www.mag2.com/m/0000189752.html





人気blogランキング←click here!!!



■中国画策、安倍潰しか…ポスト小泉内政干渉
谷垣、福田がお気に入り

「ポスト小泉」候補たち。左上から谷垣禎一、麻生太郎、安倍晋三、下に福田康夫の各氏  =23日・衆院本会議場
 今年9月の自民党総裁選をめぐり、中国が自国に都合のいい総裁が誕生するよう、日本国内の各界に働きかけているほか、米国でもロビー活動を展開していることが27日、公安当局などの調べで分かった。首相官邸や自民党は、こうした動きを把握している。中国は、対中強硬派の安倍晋三官房長官や麻生太郎外相を潰す動きに出ているのか。総裁選は日本の新しい首相を選ぶ選挙であり、中国の度を超えた内政干渉に批判が集まりそうだ。

ZAKZAK 2006/03/27


●(from-山崎行太郎)
実は、この記事自体が、小泉一派の総裁選対策マニュアルだろう。この記事を読んで、中国はケシカラン、親中派の福田や谷垣はケシカランと反応することこそ、彼等の、つまり小泉・安倍一派の思う壺だろう。読みが浅いよ。中国を刺激して、日本批判を激化させ、そして一方で中国に媚を売ると思われる親中派総裁候補の裏切りをクローズアップ・・・。この記事も、政界情報工作の一環だよね、世耕君。
●参考にどうぞ・・・・おいしい構造改革・これも官邸の情報工作?
人気blogランキング←click here!!!

月曜日, 3月 27, 2006

■読者から・・・WBC、あるいは松井について。 4

人気blogランキング←click here!!!
●WBC、あるいは松井について考えていくと、野球だけではない様々な問題にぶつかると思われる。僕が、あえて松井批判をやったのも、じつはそこに「小泉改革」とか「グローバリズム」とかいう国際的な政治経済問題との関係を警告しておきたかつたからである。

「野茂、イチロー、松井…」というような「大リーグ」で活躍する国際級の野球選手を安易に例に出して、そこにこれからの日本の進むべき道があり、彼等こそその先導者だというような、軽はずみな改革論議やスポーツ談義が、スポーツ・ジャーナリズムでも横行していたのが、この「失われた10年」と言われる時代の言説空間だった。

WBC優勝という「事件」(笑)が暴き出そうとしているのは、単なる野球問題でも松井問題でもなく、実は小泉改革やグローバリズムと言われているものの「化けの皮」なのである。

●読者から・・・WBC、あるいは松井について。 4
======================
Subject: 王監督は真実を知っているはず
Date: Mon, 27 Mar 2006 13:25:10 +0900

 前略
 山崎行太郎様、こんにちは。いつも毒蛇山荘日記を拝見しております。私は 前回WBC関連の記事について、出場辞退した松井選手を弁護する内容のメ
ールを遅らせていただいた●●●という者です。この件に関するメールが自
分だけではなかったというのは、それだけ多くの人がこのWBCに関心を持って いたという事だと思いますが、本日の「日記」には他の読者の方のご意見として 「松井選手は出場辞退の真の理由を明らかにすべき」という物がありました。
ただこの「真の理由」については、少なくとも王監督は知っているはずです。 松井選手は王監督にWBC出場辞退を手紙で伝えています。それも便箋十枚 程度のかなり長い手紙だったといいます。これは出場辞退の理由が巷間に言 われている様な単純なものではない事を示しているように思います。出場辞退 の経緯としては井口選手も不可解です。当初は出場に意欲を見せていた井口 選手は、本当に突然態度を急変させて出場を辞退しました。元ホークスの井口 選手は、自分が出場を辞退すれば松井選手以上に批判される事など分かって いたはずなのに、なぜだったのでしょうか。こちらも「真の理由」は分かっていま せん。もっと不可解なのは、昨年メジャーで日本人投手最多勝だった大家投手が 代表候補に上ることさえなかった事です。
また、週刊新潮に揶揄されたイチロー 選手の「ハイテンション振り」についても、単に「初の世界大会だったから」という ことだけでは説明できないように思います。 私は、これらの事の裏にあるのは「今回のWBCは米国が優勝するために設定 された大会だった」という事にあるのではないかと思います。主催がMLBとMLB 選手会であり国際野球連盟は関与していない事や組み合わせの不自然さ、米 国戦に集中したすべて米国チームに有利となる「誤審」等を考えると、そもそもこ の大会自体が「米国が優勝するために仕組まれた大会だった」という事を疑わせ ます。さらに開催以前にもキューバの参加を認めるかどうかでもひと悶着ありまし たし、当初両親の故郷ドミニカ代表としての参加を表明したヤンキース(!)のA.ロ ドリゲス選手選手が、態度が二転三転したあげく結局米国代表として参加した、 という事もありました(ロドリゲス選手がこの大会でまったく精彩を欠いていたの は、この騒動が尾を引いていたからではないでしょうか)。これらの事は皆、WBC は米国が優勝するための大会だったという事とつながっているような気がします。
もしかしたら、他の選手同様イチロー選手にもWBC出場辞退の圧力があったのか もしれない、とも思います。それがチームからか、もっと上の所からかはわかりま せんが。
 しかしこれらの工作にもかかわらず(?)、決勝は日本とキューバという米国に とって最悪の組み合わせとなり、最終的には日本が優勝しました。米国メディア にはかつて「私は日本でベースボールと似て非なる「ヤキュウ」という物をやった」 と言ったボブ・ホーナー選手に引っ掛けてか「ベースボールがヤキュウに負けた」 と伝えている物もありました。すでに指摘している方もおられますが、米国がここ までやっても優勝できなかったという事は、単なるスポーツの枠を超えて米国とい う国そのものが衰退している事を示している様にも思えます。もっとも、だとすれば 自他共に認める「米国の飼い犬」小泉首相は、「一度や二度負けたからといって諦 めてはいけない、という事だ。」などと悠長な事を言っている場合ではない、という 事にもなるのですが。
 ではこれで失礼します。これからも毒蛇山荘日記を楽しみにしております。 草々
======================

人気blogランキング←click here!!!

■読者から・・・政治献金外資規制法案とは?

人気blogランキング←click here!!!
■読者から・・・政治献金外資規制法案とは?

==================
Subject: コメント
Date: Sun, 26 Mar 2006 19:24:29 +0900

小泉政権終焉が近づくにつれて、ここが売り時とばかりに小泉・経団連ラインが売国政策を急ピッチで進めています。
いまさら、という感の朝鮮総連強制捜査(どうせもう辛光洙逮捕で拉致事件を強制終了、日朝国交正常化で話がついてるでしょうが)もそうですが、ここへきて日本の国政と国民主権を外国へ売り渡す法案が同時期に提出されたところを見ると、次の政権に誰がつくにしろ、今後もこの路線は継続しそうです。

★緊急事態発生!日本転覆・亡国への危機発生!!★

「外国からの政治献金(賄賂)」を合法的に可能にする大変危険な法案が提出されてしまいました!
この法案が可決されると「米・中・韓・北・在日、等」献金元の国家勢力の意向のままに
『日本の政治が操られる』可能性がほぼ確定的になります!!
これは、形を変えた「外国人参政権」と同じです。
もし、この法案を阻止できなければ、最悪「日本の国民主権」は実質的に失われる事態となりましょう・・・
今ならまだ間に合います!断固「法案阻止」に向け、今すぐ抗議行動に結集してください!!


【政治】政治献金外資規制、経団連要請で緩和案 自民と利害が一致★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1143272112/l50
【政治】政治資金規正法改正案で、政党二重取りが拡大 与党に疑問の声も
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1143140923/l50

【外資献金反対まとめサイト】
「外資企業の献金を認める」ということは、
外国人が献金を通じて日本の政治に参加できるようにすること、
つまり「金で外国人に参政権を与える」ということです。
http://apupu.fc2web.com/gaisikenkin/matome_top.html
======================

人気blogランキング←click here!!!

日曜日, 3月 26, 2006

■読者から・・・WBC、あるいは松井について。 3

人気blogランキング←click here!!!

■読者から・・・WBC、あるいは松井について。 3

====================
お名前:●さん

コメント:突然のコメント失礼致します。<読者から・・・WBC、あるいは松井について。 1、2>を拝読させて頂きました。率直に申し上げて、松井氏の今回の行動は、少なくとも一ファンの一人として残念でなりません。是非とも真実を明らかにされて、松井氏の名誉を回復を願っております。真実はどうだったのか、金の為か、“ヤンキースのポチ”だったのか。一ファンとしてはヤンキースと喧嘩をしても王ジャパンに出場して頂きたかったのですが。王様と長島様を区別されていたのですか?それは信じたくないのですが。何れにせよ、どういう理由であれ、松井氏は取返しの出来ない誤りを犯しましたね。
=====================


(from-山崎行太郎)
メールありがとうございます。ちなみに準決勝と決勝で、代打として登場し、王ジャパンの命運を決する貴重なホーランや決勝打を放った福留は、松井辞退を受けてその代理として出場したということです。運命というものは、恐ろしいものです。
人気blogランキング←click here!!!

金曜日, 3月 24, 2006

永田クン、ハーイ。

人気blogランキング←click here!!!



永田君、議員辞職せず、責任は他人に転嫁して、自分は被害者になりすまし、自民党の平沢議員のご支援を得て、しぶとく頑張ろうね。次の選挙は、自民党から出ればいいよ。これで、大臣、いや総理大臣も夢じゃないよ。タイゾーなんかに負けるなよ…。(笑)

なーんてことないよね。(笑)




永田氏、メール提供者の氏名公表

衆院懲罰委員会で答弁に立つ永田寿康議員=24日午前

 永田寿康衆院議員(民主党員資格停止中)は、24日午前の衆院懲罰委員会で、これまで明らかにしてこなかった「堀江メール」の提供者の氏名が西澤孝(にしざわ・たかし)であることを明らかにした。永田氏は「私はだまされた」と述べ、議員辞職を否定した。

 永田氏は公表に踏み切った理由について、「偽者の情報をつかまされた情報源との間に有効な信頼関係はないものと考えた」と説明。メールの作成者については「いまだに分からない」とした。

 永田氏は、西澤氏が「デュモン」という雑誌を発行する出版社の役員を務めているとも説明。西澤氏に対し、雑誌の購入費として42万円を支払ったことを認めたが、「情報の見返りという性質ではない」と釈明した。
sankei-web(03/24 12:28)

コメント欄のこと忘れていたら、こんなコメントが来ていました(笑)。

これが、安倍晋三批判を書いた拙ブログのエントリーへのコメント…。こんな稚拙な「誹謗中傷」(笑)が、僕に通用すると思っているのだろうか。僕も舐められたものだなー。(↓↓↓)
人を誹謗中傷するようなあなたの文面には気分が
悪くなります.トリノの時もそうです.
私も反小泉の立場ですし、全面的に安倍さんは支持していません。しかし安倍さんの学歴などを馬鹿にするようなあなたの文面は気分を害します.
一度,自分のblogを読み直してみて、自分の品性を見つめ直してはいかがでしょうか?
13.3.06


以下が、僕の回答です。(↓↓↓)
yamazakikoutarou さんのコメント...
いつも「ご自分を」見つめなおしています。いつも気分は最高ですが、何か?(笑)。お上品な阿諛追従のブログが読みたければ、外を探してくださいね。幼稚な子供染みた馬鹿はこのブログを読むぺかからず…です、はい。
気分が悪くなるような愚鈍な知性の持ち主は、拙ブログなど読まずに、さっさと消えて、もっと上品で楽しい軽薄ブログでも読んで自己満足してくださいね。はい、さようなら。
さて、安倍さんの学歴についてですが、学歴を問題にするのは当然でしょう。何故、隠さなければならないのですかねー。その方がおかしいでしょう。一国の総理になる、と手を挙げている人が馬鹿でもいいのですか。つまり厳密に言えば、安倍さんの学識、識見、能力が問題なのです。それが彼の学歴に象徴されていなければ幸いですね。
竹下、橋本、細川、羽田、村山、森と、総理大臣が「私大出」ばかりになって以降の時代を、「失われた10年」とか、「失われた20年」と呼ぶ日が、おそらく来るでしょうね。そしてその原因の一つが、総理総裁の学識識見能力の欠如だった、ということになつたりして・・・。
さて、あなたは、人間は学歴じゃない? と言いたいのでしょうか。
それなら、一国の命運を握ることになる総理総裁となるべき人間は、顔や人気で選ぶべきではない・・・と言っておきましょう。学歴と顔、どっちが大事ですか。
24.3.06

■「竹中平蔵=孤立無援化」が意味するものは?

人気blogランキング←click here!!!

「竹中平蔵=孤立無援化」が意味するものは?

●「日刊ゲンダイ」が、「竹中孤立八方塞り」という記事を掲載している。すでに「文藝春秋」本誌(4月号)でも取り上げられていたことだが、これまであらゆる経済論議を、小泉親衛隊、小泉突撃隊という怪しげな肩書きを隠微に駆使して、封印・弾圧しまくった上で、自分に都合のいい経済理論や経済政策だけを「吹かし」まくってきた竹中平蔵が政権内部でも次第に孤立し、神経過敏になっている模様だ。むろん、歓迎すべき自事態が進行しつつあるということだ。

日銀の金融緩和政策の解禁、小泉にさえ見捨てられたNHK改革問題での閣内不一致、経済音痴・中川秀直と組んでの資産圧縮問題の空転、名目成長率と長期金利をめぐる経済論争…。

竹中平蔵周辺では最近、おかしなことが起こり続けている。ホリエモン逮捕事件から立ち直れそうもないのだ。身から出た錆。因果は巡る。首吊り自殺や列車飛び込み自殺に追い込まれた庶民の「憤怒」と「怨念」の奔流が、この「悪徳学者」に襲い掛かろうとしていると言うべきか。

しかし、ここまで竹中が追い詰められた根本原因は、言うまでもなく小泉政権そのものが、民主党のガセメール問題での自爆により、瀕死の状態から息を吹き返したとはいえ、やはりどうしようもない末期的症状にあるということだ。

竹中は、安部政権でも生き延びて、「小泉・竹中改革」を継続していく腹積もりのようだが、中川・安部との連携で政権運営なんて無理だろう。中川も安部も、麻生外務大臣にさんざん馬鹿にされても、まともな反論すら出来ないほどの経済音痴だもんね。

人気blogランキング←click here!!!

木曜日, 3月 23, 2006

■読者から・・・WBC、あるいは松井とグローバリズムについて。

人気blogランキング←click here!!!

読者から・・・WBC、あるいは松井について。 2
======================
コメント:●●から送信です、山崎さん、松井の件についてご案内します貴方は少し、誤解をしていると思いますよ、貴方は松井がなぜ参加しなかったか、知ってますか、本当に知って書いているんであればかまいませんが、知らないのにただ貴方の感情論で皮肉的な批判めいたことを書かないでもらいたい、私は富山の高野連の関係で石川星稜との関係もあり、、故郷 根上町で後輩の松井から直接聞きましたが、すべてはお話出来ませんがヤンキースの関係の関係もあるんです、アレックスがアメリカの代表で出ましたが、これもヤンキースの指導に基づいて参加しているんです、松井個人の問題では決してないことを報告します、王さんに送った松井君の手紙の内容も知っていますが王監督は心より理解していただきました、後日、王監督より電話もあり、心から理解があったことを報告します、大変失礼なことを申し上げたこと、お許しください。
======================




●(from-山崎行太郎)

コメント、ありがとうございます。申し訳ありませんが、小生は、人並みに…(笑)、野球に関しては詳しいです。「野球馬鹿」「野球基地外」とは言いませんが。はい。貴兄が書いておられるような内部情報なども、別に普通の日本人なら、誰でも知っているはずですよ。いずれにしろ、小生は、ただ、お追従記事しか書かなくなった昨今のスポーツ・ジャーナリズムの貧困にうんざりしているだけです。「週刊新潮」には、松井も、「王ジャパン」ではなく、「長島ジャパン」だったら出ていたかもしれない…なんて記事が出ていますね。この情報は事実ではないとしても、かなり真実に近い情報ではないでしょうか。とすれば、何をかいわんや、ですね。これは王監督個人への冒涜以外の何モノでもないでしょう。まさか、松井は、すでに自分は王を超えたとでも思っているんでしょうか。小生は、松井に関しては好きでも嫌いでもありません。したがって感情論で松井批判を書いたのではなく、現実問題として書いただけです。人生は、どこに落とし穴があるか分からないよ、と。松井も、今は、「国家レベルの行事より、個人やチームを優先した…」判断を忸怩たる思いで後悔しているはず…。いずれにしろ「王バッシング」や「イチロー・バッシング」に狂奔する、いわゆる巨人派、松井派の視点満載(笑)の「週刊新潮」のインサイド情報が事実でないことを祈りますよ。

人気blogランキング←click here!!!


■読者から・・・WBC、あるいは松井について。 1


======================

Subject: WBCの件について

Sent: 2006年3月22日 12:52:25

 前略

 山崎行太郎様、こんにちは。いつも「毒蛇山荘日記」を拝見しております。 この「毒蛇日記」でスポーツの事が取り上げられるのは珍しいですが、やは り世界大会での優勝というのはそれだけ大きなことなのだと感じています。 このWBCが始まる前はそれほど世間の関心度も高くなかったのですが、あ の「誤審騒動」から一気に注目が集まったようにも思えます。さらにこのWBC はメジャーリーグ機構が自分達の宣伝のために主催した、という面もあった のですが、最終的に決勝に残ったのがメジャー選手が二人の日本と、亡命 メジャー選手抜きのキューバとなりメジャーリーグは面目を失う結果となった という事も逆に関心度を高める事につながったようです(両方とも皮肉な結果 ではありますが)。
 またヤンキース松井選手に関してですが、松井選手の場合はやはり「出な かった」と言うより「出られなかった」というのが正確な表現であろうと思いま す。同じくヤンキースの王建民投手が台湾代表に参加の意思を表明してい ながら土壇場で不参加となった件を考えても、やはりチームから「出るな」と 言われたのでしょう。一応参加したジータ、A.ロドリゲス、デーモンの各選手も 逆に米国チームの足を引っ張ることが多かったようですし。「時間が許す限り 試合を見ていた」というコメントからも、本当はやっぱり出たかったのでは? とも感じられます。今後についてですが、面目をつぶされたMLBとしても逆に 「やっぱりやめる」とは言えない状況になってしまった様に思います。やはり 今回は他国の代表チームをなめていたのではないでしょうか。どのような形 になるにせよ、次回は米国も準備を万全にせざるを得ない事になったのは 次回が楽しみになったともいえます。サッカーW杯も第一回の参加国は 13カ国に過ぎなかったそうなので、今後はとにかく回数を重ねる事で権威を 高めていく事と思います。代表参加問題にしても、今後は選手が皆「自分を 出してくれ」と言う様になるのではないでしょうか。
 ではこれで失礼します。これからも「毒蛇山荘日記」を楽しみにしておりま す。 草々
=======================

■前埼玉県副知事・斉藤健氏が、千葉七区から…。

人気blogランキング←click here!!!

■前埼玉県副知事・斉藤健氏が、千葉七区から…。

斉藤健と言えば、実はかなり以前から面識がある。経済産業省から、上田知事に請われて埼玉県知事に就任。まだ一年か二年ぐらいしか経っていないはずだ。『転落の歴史に何を見るか』(ちくま新書)という日本近代史に関する著書もある学究派でもある。もちろん上田知事は民主党出身だが、どちらかといえば、自民党議員よりも健全な保守主義系の政治家である。当然だが斉藤氏もそこのところは柔軟に対応できる人だ。

千葉七区と言えば、ガセメール事件後の「公募」に志望者が殺到したとかで話題になったが、斉藤氏も公募に応じたのだろうか。それとも公募外からの推薦なのだろうか。いずれにしろ、ここは、党派の問題は別として、頑張ってもらいたいと思う。

ところで、問題は民主党だが、永田議員はまだ、辞めるの辞めないので、もたついているようだ。永田議員が辞めるべきか辞めざるべきか、僕は、もう今となってはどうでもいいことだが、民主党本体はどうなるのか。その方が心配だ。千葉七区に立候補する人がいるのだろうか。当然だが、斉藤健に太刀打ちできる候補者はいないだろう。ひょっとしてひょっとすれば、斉藤健氏も、民主党から立候補していたかもよ。

=====================
24日までに正式決定・自民、衆院千葉7区補選
 自民党の武部勤幹事長や遠藤武彦総務局長は22日、党本部で衆院千葉7区補選(4月23日投開票)の公認候補について協議した。22日付で埼玉県副知事を退任した斎藤健氏(46)を擁立する方向で地元と調整、24日までに正式決定することを確認した。 nikkei-net(01:05)
=====================

人気blogランキング←click here!!!


■今頃、松井をかばったって仕様がないわなー。
ワールド・ベースボール・クラシックの日本優勝のついでに、「小泉改革の旗手」、いや「グローバリゼーションの旗手・松井」のことを批判的に書いたら、ちょっとアクセスが増えたみたい。おそらく松井フアンなんだろうね。

明日発売の「週刊新潮」が、王ジャパンを揶揄して、松井を弁護しているみたいだけど、もう遅い、ツーーのよ。王ジャパンが優勝決定の夜、松井と松井カズ、井口の三人が、アメリカのどこかのレストランで擦れ違ったらしいね。さぞや、話が盛りあがっただろうね。(笑)

水曜日, 3月 22, 2006

■二階俊博と小泉・安倍一派はグルだろう。(笑)

人気blogランキング←click here!!!

二階俊博と小泉・安倍一派はグルだろう。(笑)

■日中外交で、ガス田開発問題などをめぐって表舞台に登場してきた親中派・二階俊博経済産業大臣に対する風当たりが強まっているが、何故かしらないが、二階と小泉・安倍グループが、裏で手を握っているという事実を、つまり二階と小泉・安倍一派はグルであるという事実を無視したような意見が蔓延している。

そもそも小泉が、親中派、媚中派として自他共に認める二階を経産大臣に応用したことから問題はスタートしている。つまり、小泉は、二階を使って中国・コキントー政権にコンタクトを取ろうとしているのであり、先日の二階訪中に小泉総理のが親書を託したことでも分かるとおり、小泉は、ここで対中政策の大転換を模索しているのである。

そこから次期総理の有力候補と言っていい安倍は、おそらく日頃の保守的な言動をかなぐり捨てて、総理になっても靖国参拝はしないだろう、という森元総理の予測が現実味を帯びてくるのである。小泉・安倍一派は、中国とすでになんらかの密約を交わしているはずである。つまり、ほぼ話はついている可能性が高いのだ。知らぬは「小泉信者(笑)」ばかりなり…。

最近、中国がますます日本批判を強めている背景には、小泉・安倍一派が、「中国への土下座」を条件に日中和解への道筋をつけたいというシグナルを中国政府へ送っているという事情がある。ある段階で、中国政府は日本批判を、つまり小泉・安倍批判をぴたりと止めるだろう。そして小泉の電撃的な訪中が実現…。そのドサクサの中で安倍政権が誕生…なんてのは御免だぜ。

以上は、今まで僕が繰り返し書いてきたことだが、実は、この手の「小泉・対中土下座外交の始まり」という話が、「2ちゃんねる」にも多数、見られたのだが、最近、その種のスレがことごとく削除され、消されているようなのだ。誰の仕業か知らないが(笑)。二階批判は未だに激しいが、二階ー小泉ー安倍連合への批判は、ネットや「2ちゃんねる」ではタブーらしい。

何か、臭いよね、世耕くん。(笑)

人気blogランキング←click here!!!

火曜日, 3月 21, 2006

■久しぶりに野球を本気で見た。WBCで優勝。

人気blogランキング←click here!!!


■久しぶりに野球を本気で見た。WBC、キューバとの決勝戦だ。テレビをつけるとすでに「6対1」と出ている。うん、コレで安心だな、と選手もベンチも思っているらしく緊張感がない。もちろん、僕もそう感じていた。しかし、これは危ない徴候だな、ここで引き締めないと罠にはまるぞ、と思っていると、キューバがちょつした隙をついて反撃開始。アツというまに一点差。ニヤついていたベンチの顔が引きつり始める。

よくあるパターンだなあ、と思いながら見ていた。それにしても解説の水野馬鹿さ加減には驚く。点差が開くと安心。点差が縮まるとあわてる…(笑)。平凡な一野球フアン以下のステレオタイプなお話。

しかし、一点差に追い詰められてからの「大塚」、「イチロー」の大リーグ組の気迫には感動した。さすがにプロの中のプロと見直した。いい試合だった。

多くの人が感じていたことらしいが、僕もイチローが好きな野球選手ではなかった。成績や実績は認めるが、スター選手としての価値はないと思っていた。このWBCも、松坂とちがつてイチローは活躍できないだろうと思っていた。

それにしても松井はどうしたのだろう。馬鹿な奴だよな。こんな一世一代の「檜舞台」を、自分から降りるんだもの。たしか王監督は、何回も頭を下げたはずだが。こういう結果になることは予想外だったのだろうか。某女優との結婚話も、いつもトボケて話を誤魔化しているが、この男は、何か勘違いしているとしか思えない。

松井は、藤田元巨人監督の葬儀にも出席せずに、その日かその翌日か、渡米したようだが、「グローバリゼーションの旗手」気取りももう通用しないだろう。人間というものは不思議なものだ。どこに「落とし穴」があるかわからない。

このWBCで、僕がいちばん考えたのは、実は、松井のことだつた。なぜ松井は辞退したのだろう。どういう計算があったのか。事前の予想では、日本の優勝確率は「2%」だったらしい。松井が辞退した理由がこの「日本の優勝確率は2%」だったとしたら(笑)。結果論だが、泣くに泣けない喜劇だよな、松井君。

==========================
米国ファンのWBC優勝予想(MAJOR.JP編集部)
 事前の予想では優勝する可能性は、日本はたったの2%だった。
 米国   52%
 ドミニカ 31%
 キューバ  9%
 その他の国 6%
 日本    2%
===========================

人気blogランキング←click here!!!

月曜日, 3月 20, 2006

■今日も暮れ行く渋谷の空に・・・。



人気blogランキング←click here!!!


■今日も暮れ行く渋谷の空に・・・。

昨日は久しぶりに渋谷の街を歩いた。本当に久しぶりだ。センター街の一角にある回転寿司屋で、ビール飲みながら寿司を7皿食べ、一服した後、東急本店へ向かう文化通りを歩く。

実は、昨日は東急本店の裏にある、つまり番地的には渋谷区松涛の「観世能楽堂」に「能」を見に行ったのだ。初めての場所なので、少し早めに行ったのだが、不思議なことに渋谷の喧騒をぬけ出る間もなく、松涛とやらに一歩足を踏み入れると、とたんに静かな住宅街になる。ちょっと寂しすぎて不安になるぐらいだ。観世能楽堂もすぐに見つかった。

今日の舞台は、桜間右陣さんの先々代にあたる能楽師の名人で、「桜間弓川」の50年忌追悼の会である。平家の武将で、入水自殺した「清経」が、遺髪を京都に残した妻におくるのだが、妻は、自分を残して逝ってしまった夫への恨みから受け取りを拒絶する…という話だ。平家とか平家物語とか聞くと、すぐに安芸の宮島・厳島神社を思い出すが、そろそろ、今年も「青春18切符」で鉄道の旅にでもで出ようかな、と思う今日この頃なのだ。

そういうわけで、時間より早めについたので、東急本店前の「スターバックス」で、コーヒーを飲みながら、渋谷の街を歩く人々を、ぼんやり観察していたというわけ。別に、何もあたらしい発見なんてあるわけないけど…。

僕のブログの書き込みをめぐってなにやら身辺が騒がしいので、今、ちょっと身辺整理でもして逃避行としゃれこみ、社会的には住所不定・無職・行方不明にでもなってみたい心境なのだ。

というのは真っ赤な大嘘だけど、能を見て、懇親会に出席するも、あまりにも人多く混雑気味なので、旧知のA氏に簡単に挨拶して渋谷の街へ。しかし、春一番が吹きまくり、あまりにも寒いので、帰りに焼き鳥屋に立ち寄り、モツ煮込みと一番安い芋焼酎でいっぱい。ほろ酔い加減で帰路へ。



人気blogランキング←click here!!!


■経済音痴の中川君、受け売りだけはうまくなり・・・。

■経済音痴の中川秀直君、「受け売り」だけが、うまくなり…(笑)

人気blogランキング←click here!!!

経済音痴の中川秀直が、最近、やたらに経済改革や経済理論について訳知り顔で語る場面が増えたが、これは要するに、中川が竹中理論とやらに篭絡されていることは、証明しているだけだ。なるほど、この不倫スキャンダル男は、口先だけの弁は立つ。しかし、その中身は、ゼロ。すべて受け売りだろう。

今朝の「サンプロ」で格差社会を論じていたが、小泉構造改革の結果ではなく、長期不況の結果だと、言っているが、長期不況の原因こそは、緊縮財政政策を続ける小泉構造改革ではないのか。そんな子供でもわかるような常識的な経済学も知らずに、「知ったかぶり」の暴論を堂々と自信たっぷりに、弁舌さわやかに、まくしたてる中川って、いったい何者なのかね。

一説では、安部・竹中路線の宣伝部隊を演じているらしいが…。(笑)国民が、いつまでも、そんな稚拙な、子供だましの「経済学」に騙されるはずがないだろう。ひさしぶりに、亀井静香氏が登場していたが、中川の話を、ニヤニヤ笑いながら聞いていた。亀井さんでなくても、ニヤニヤしたくなるだろう。中川の話は、まったく幼稚なんだもの・・・。

人気blogランキング←click here!!!

土曜日, 3月 18, 2006

小泉の最後のサプライズは対中土下座外交・・・。

人気blogランキング←click here!!!



「週刊ポスト」が、僕が、先日書いたものとほぼ同じ論調の特集記事を載せている。小泉の最後のサプライズは、靖国参拝中止にはじまる電撃的訪中、そしてガス田放棄や様々な経済援助…。

山本一太や中川秀直ら小泉側近の相次ぐ訪中はその事前交渉であり、一方、媚中派の二階の入閣は小泉・コキントーの橋渡し役として利用するためであり、先の二階訪中は、まさに小泉の電撃的訪中、対中和解、靖国参拝中止、対中土下座外交への舞台づくりだった、というわけだ。

「日中友好」を武器にポスト小泉レースで優位に戦いを進める福田康夫グループへ牽制と挑戦という意味も、もちろん兼ね備えている。小泉が、対北朝鮮、拉致問題外交で展開したサプライズ外交と同じ構図である。

一昨日の産経「正論」で、対中外交における日本側の内堀論と外堀論を展開していた平松某の分析は読みが甘い。問題は外堀(左翼系)でも内堀(自民党内媚中派)でもない。中国政府の対日外交の前に、落ちようとしているのは、本丸なのである。つまり小泉執行部こそが落ちようとしているのである。それが読めないチャイナ・ウォッチャーって、何なのさ。役立たずということだな。


人気blogランキング←click here!!!

金曜日, 3月 17, 2006

西村議員は議員辞職勧告を拒絶。「議員辞職決議案」なんて、漫画だ(笑)。

人気blogランキング←click here!!!

鈴木宗男氏ら反対、永田氏は棄権 西村議員の辞職決議

 17日の衆院本会議で可決された西村真悟議員(民主党除籍)に対する辞職勧告決議。起立採決で賛成が圧倒的だったが、2002年に同様の決議をされた鈴木宗男議員らが反対。「送金指示メール」問題で懲罰委員会の審査が始まった永田寿康氏(民主党党員資格停止中)は棄権した。

 鈴木議員は本会議後、反対の理由について記者団に「有権者が決めるべき話であって国会が決める話ではない」と説明。自らも辞職はしなかったが、起訴されたあっせん収賄罪を認めていないことを念頭に「西村議員は(弁護士法違反の)罪を認めている。それなら西村議員自身が判断すべきだ」と違いも強調した。

 郵政民営化関連法案に反対して無所属となった平沼赳夫氏も反対。「裁判の結果が出ていないのに、こういうことをやるのは賛成できない」と断言。拉致問題の解決に一緒に尽力してきた点に触れ「(西村議員は)今後も拉致解決に汗をかいていくという政治姿勢だ」とかばった。

 一方、永田氏は採決の間は議場の外で待機し、その後で場内へ。「法律を犯して逮捕されたのだから、先例に従えば一定の判断基準があるのかもしれない」と決議に理解を示しながらも「今の私は、他の人の進退をうんぬんする立場にない」と苦しい胸の内を語った。
sankei-web (03/17 19:50)


人気blogランキング←click here!!!

●平沼赳夫議員と鈴木宗男議員がまともに見える。他の馬鹿代議士どもの方こそさっさと辞職すべきだな。と思いたくなる今日、このごろである。

日本財政危機論は、財務省がネタ元のガセネタだった・・・。(笑)

人気blogランキング←click here!!!


日本の財政は破綻寸前だというのが、政界、マスコミ、アカデミズムを通じて大方の常識である。それに対する対応策はいろいろ分かれるとしても、「財政危機」そのものは誰でもが否応なく認める前提だ、と思われている。したがって財政危機故に、財政再建が緊急の課題となり、そのためには支出を抑える緊縮財政や緊縮予算、あるいは大増税が必要不可欠というわけだ。これが小泉構造改革の論理と連動していることは言うまでもないだろう。

一方には財政危機は、緊縮財政ではなく積極財政による総需要拡大政策を通してまず景気回復を目指し、景気回復後の税収増によつて財政を健全化しようとする一派もある。僕の立場はこれに近いのだが…(笑)。

しかしいずれにしろ、日本の財政が破綻寸前にあるという常識だけは不変である。それに対する対応策が違うだけである。

ところで、唐突だが、もしいわゆる日本の財政危機という情報そのものが、財務省サイドによる情報操作のためのガセネタだったとしたら。言い換えれば、日本は財政危機でもなんでもないのだとすれば。小泉構造改革も緊縮財政も、「小さな政府」論も、そして積極財政論も、論理としては破綻せざるをえないだろう。そんなことがありうるのだろうか。まさか。

実はありうるのだ。日本の財政危機とはガセネタなのである。という経済学的主張がにわかに脚光を浴びつつある。

とすれば、昨日、財政再建のために県知事や副知事の退職金廃止を公約し、実現した村井宮城県知事など、ガセネタ情報に踊らされたピエロの典型ということになる。

では、「日本は実は財政危機ではない」というのであれば、その経済学的論理はどういう論理なのか。そういう論理を展開して今注目されているのは、『増税が日本を破壊する』の著者・菊池英博で、「文藝春秋」四月号にも、「サラリーマン増税の大嘘を暴く」を書いて、「日本は財政危機ではない」、したがって「大増税は必要ない」と訴えている。

菊池によると、財政危機を煽っているのは財務省と日本政府である。なぜ、煽るのか。大増税への道筋を付けるためである。では、財務省の論理としての「財政危機説」とはどういうものか。

「債務」には「粗債務」という考え方と「純債務」という考え方がある。わかりやすく言えば、「粗債務」とは借金の合計である。一方、「純債務」とは、全借金額から貯金や資産を引いた額である。財務省主導の財政危機論の論拠は、借金額の大きさだけを強調するものだが、これが「債務」を「粗債務」で考えていることは明らかである。

財務省サイドの債務を貯蓄や資産を度外視した「粗債務」論は明らかにおかしい。莫大な借金を抱えていても莫大な資産や貯蓄を保有している例を考えてみればいい。

菊池は、一国の債務を「粗債務」ではなく「純債務」で考えるのは国際的な常識である、と言う。つまり日本の粗債務は確かに大きいが、しかし日本には莫大な金融資産がある。とすれば。

もっと具体的な数字で言えば、こうなる。政府発表によれば、日本国には2005年6月末で「795兆円」の債務がある。しかし、一方で、日本はほぼgdpに匹敵する巨大な金融資産を保有している。同じく2005年6月末で、日本が保有する金融資産は推計「480兆円」あると見られている。したがって「純債務」は「315兆円」にすぎない。これはgdpの60%で、別に、欧米先進国と比較しても財政危機でもなんでもないことがわかる。

人気blogランキング←click here!!!

木曜日, 3月 16, 2006

村上春樹は、なぜ、世界中で読まれるのか?

人気blogランキング←click here!!!

 村上春樹の生原稿が、作家本人も知らないままに古書店で売買され、100万円前後の値段がついていると言う。原稿用紙にしてわずか70枚ぐらいの原稿である。それが高いのか安いのか知らないが珍しい事件である。原稿の出元は、中央公論社の「海」の編集者だった安原顕らしい。安原顕は、中央公論社退社後は、書評を中心とした文藝批評のジャンルで独自の辛口批評で活躍した人だが、すでに数年前に亡くなっている。

 私がここで語りたいのは、いうまでもなく、生原稿の値段でも古書店の情報でもない。村上春樹という作家が、世界中で読まれているらしいが、その理由についてである。村上春樹が欧米やロシアなどで次々と翻訳出版され、よく読まれているということはかなり前から話題になっていたことであるが、最近は、中国や台湾にまでその波は押し寄せているらしい。いったい、村上春樹は、なぜ、世界中で読まれるのか。

 中沢けいが、「台湾キャラバン紀行」(「すばる」)といエッセイで、この問題に触れている。台湾キャラバン紀行とは、津島佑子や島田雅彦、川村湊、中沢けい、星野智幸などが中心になって頻繁に開催している作家達の国際交流企画である。主にアジア各国の若い作家達との交流が中心で、すでに韓国や中国、あるいはインド等で開催されているが、今回はそれが台湾だったということらしい。私は、こういう「文学の国際化」などということにほとんど興味がないだけでなく、むしろ内側に沈潜することによって外部という他者へと向かうべき作家達にとって、観光旅行的な色彩さえ感じられる国際交流などというものは、「百害あって一利なし」なのではないかとさえ思っているが、この文学者達の国際交流自体はますます発展しているようである。

 そこで、村上春樹の問題だが、中沢は、台湾の作家との対話の中で、一番先に受けた質問が「村上春樹についてどう思うか」だったと書いている。台湾でも村上春樹はよく読まれている。しかし、中沢は、「東京を出発する前にどこかの新聞の小さな記事で、村上春樹は世界中で翻訳され読者に受け入れられているからその作品には普遍性があるのだ書かれているものを目にして、よく読まれていることと普遍性があるのは同じ意味なのかしら? という疑問を持っていたところだった。」と書くような作家なのだ。村上春樹について考えることにどれだけの根拠と意味があるのか、というわけだ。村上春樹について考えることにどれだけの根拠と意味があるのか、というわけだ。しかし、村上春樹が世界中で読まれているという現実もまた重い。われわれに理解できない現実が押し寄せてきているのかもしれない。そこで、中沢は、こう解釈する。

====================
 《村上春樹という作家の作品は政治の季節の終わりを告げるような位置にあるのではないかということだった。政治の季節から経済の季節へと時代が転換する時、新しい時代の到来を告げるのではなくて、音楽で言えば転調する前の休符の手前で奏でられる一群の主題みたいな感じだが、そこでは主題は簡略化され、言わば総集編的にそれまでの主題が組み合わされて演奏されるというイメージだ。多くの人々の関心が、つまり読者の関心が政治から経済へ向けられようとしている時、そういう作家の作品が受け入れられるというのは納得のいくことだった。日本国内の状況だけで考えているよりも、周辺諸国の経済成長と合わせてその状況を考える方が、より鮮明に多くの人の関心が政治から経済へと転換して行った軌跡を捉えやすい。》
======================


 「政治の季節から経済の季節へ」の変化が村上春樹ブームの背景にあるという図式はかなり単純で、充分に説得的だとは言えないが、ここに、世界的な村上春樹現象の謎を解く糸口があることは確かだろう。中沢は、日本国内では、この問題は「消費と享楽という側面から捉えられることが多く、それは経済活動の側面ではあっても全体ではないという事実は見失われがち」で、「全体の流れを俯瞰するには至らない」と付け加えている。

つまり、台湾の「朱天心」という女性作家の、ある意味では素朴な質問の中に、本当の答えが見出されるかもしれない。日本人には見えないものが、経済的にテイクオフしたばかりの彼等には見えているのかもしれない。中沢は、彼女の質問に、問題の本質に素手で触れたような「輝かしさ」を感じたというが、それだけでも、この台湾での文学の国際交流は収穫があったと言うべきだろうか。
 

人気blogランキング←click here!!!

ホリエモンと村上春樹とグローバリズム

読者から

======================
Subject: はじめまして 感想です
Date: Wed, 15 Mar 2006 08:09:49 +0900
拝啓、山崎行太郎様
大阪市●●区在住の○○○○と申します。
いつもブログを拝読するのをとても楽しみにしております。
昨日、ブログでホリエモンと村上春樹は意外に近い存在ではないかとのご指摘がありました。これに関して、もうちょっと穏やかな表現ですが、似ているなと思った発言を昨晩テレビでも聞きました。
それは、チャンネル桜の水島社長の報道ワイド(午後八時?十時)での発言です。氏は、村上春樹にふれ、映画監督でいえば彼は黒澤明の系譜に属し、同じく日本人作家として世界で最も読まれている三島由紀夫は、小津安二郎の系譜に属すると思う、というものです。確かに、どちらかといえば合理志向、グローバル志向の前者の線上には、ホリエモン的あり方が含まれてくるかな、と私も思いました。
今後もご活躍をお祈り致しております。
ところで、御ホームページの「川辺峠から見た桜島」には思わずニヤリとしてしまいました。
わたしは知覧町出身なので帰省するたびにこれを見ております。
枕崎の別府も随分近く、お写真にはなつかしいものを感じております。
ご著書はまだ拝読しておりませんが、そのうち読ませていただきます。
小林秀雄は高校のときによく読みましたので、興味絶大であります。
それでは、今後もよろしくお願いいたします。(自営業50歳)
=====================

水曜日, 3月 15, 2006

ネット時代と溶解する資本主義

人気blogランキング←click here!!!



■ネット時代と溶解する資本主義

 政治と文学は切っても切れない深い関係にある。むろんそれがどういう関係かは単純には説明できないが、たとえば極端な例では、文学は政治の道具、あるいは政治の手段にすぎない、という考え方もあるだろうし、逆に、文学は政治からは独立し、芸術至上主義的な牙城を守るべきだ、といようような、いわゆる政治からの「文学の自立性」を主題にする考え方もあるだろう。その中間地帯にも様々な「文学と政治」、あるいは「政治と文学」の考え方はあるだろう。いずれにしろ、政治と文学の関係をどう考えるにせよ、政治と文学と言う問題を無視しては、文学も政治も貧困化するばかりだろう。

言い換えれば、最近の文学も政治も、かなり質的にレベルが落ちていると思われるが、その原因は、やはり「政治なき文学」、「文学なき政治」にあると思われる。政治の文学離れ、文学の政治離れである。したがって、私の最近のモットーは、そういう前提を踏まえた上で、「文藝や哲学を知らずして、政治や経済を語るなかれ!」というものだ。

 そこで格好の素材として、先々月もここで触れた元外交官(現在、休職、公判中)の佐藤優も出席している座談会「ネット時代と溶解する資本主義」(「文学界」4月号)を取り上げてみたい。この座談会はライブドア社長で、通称「ホリエモン」と呼ばれている青年実業家の逮捕事件を受けて企画されたものである。出席者は佐藤優の他に東浩紀、鹿島茂、松原隆一郎。いずれも現在の論壇や文壇を代表するような第一線の評論家、思想家である。

小泉政権下ではまことに不思議なことが起きる。とりわけ小泉政権が政治危機に瀕したり、政界に不穏な空気が立ち込めたりすると、途端に政界周辺の空気が一変する事件が起きる。鈴木宗男・佐藤優逮捕事件やエコノミストの植草一秀逮捕事件、あるいは西村真悟逮捕事件なども例外ではないだろう。選挙に惨敗した民主党で、とびきり若い新党首が選出され、政界やマスコミがお祝いムード一色になりつつあったその翌日には、なんとその民主党の若手代議士(落選中)が覚せい剤使用の常習犯ということで逮捕され、お祝いムードは吹っ飛ぶという事件もあった。

つまり小泉政権が政治危機に直面するたびに、それをリカバーするかのように絶好のタイミングで神風が吹くのだ。そしていつのまにか、小泉政権は危機を脱して、あれよあれよというまに長期政権が続いてしまったというわけだ。そして当然のことだが、巷には「国策捜査」とか「陰謀論」という言葉が乱舞する。しかし不思議なことだが、これを、政治評論家の多くは、「小泉総理は好運の人」という説明で片付けようとする。言うまでもなくそんな単純な問題であるはずがない。

 今度の「ホリエモン逮捕事件」は、むしろ、小泉政権をさらに危機に陥れかねない逮捕事件である。この事件をどう読むかは、作家、評論家、あるいは思想家、ジャーナリストにとっても、おそらく一種の試金石であろう。そこで、文芸誌も、「ライブドア事件は果たしてどのような時代の病理を反映しているのか?」というテーマで、専門外のテーマであるにも関わらず、積極的に特集を組んだというわけだ。むろん、他の論壇系の雑誌や新聞の同様の特集よりはるかに面白い。


人気blogランキング←click here!!!



 ホリエモンは、なぜ、逮捕されたのか。そもそも、時代の寵児として持て囃され、衆議院選挙にまで立候補し、若者達のアイドルにまでなったホリエモンとは、いったい何者なのか。誰がホリエモンを育て、誰がホリエモンを殺したのか。何のために?

著書『国家の罠』の中で、東京地検特捜部の検事に、「国策捜査は『時代のけじめ』をつけるために必要なんです。」と言われた経験を披露している佐藤優は、次のように分析している。


《四年前の鈴木宗男事件の場合は、政治権力を使って中央の金を地方にばらまくというスタイルーーその象徴として鈴木宗男さんが断罪された。弱者に配慮しすぎていては日本の国が弱くなってしまう、という生き残り本能みたいなものを検察は代弁していたと思います。それプラス政局捜査の側面もあって、この事件をやることによって小泉政権の支持率が上がるという計算も働いた。そうすれば検察組織として、政治に貸しを作ることができますからね。/今回のライブドア事件は、国策捜査ではあるけれども、政局捜査ではありません。この捜査をやることで、小泉さんの権力基盤は強くなりません。市場原理主義、新自由主義的な流れがこれ以上進めば国力が弱くなってしまう、という鈴木宗男事件とは逆の意識が働いて、検察官たちは「これは摘発しないといけない」と考えたのでしょう。》



 佐藤の分析は鋭い。私には、四人の話の中で佐藤の話だけが生きているように感じられる。他の学者達の発言はどちらかと言えば受け売りと引用だけである。佐藤は、検察の捜査が特定の誰かの意図によって操られるという、いわゆる「謀略史観」は否定する。その上で、最近の検察官は、彼等なりに大変な公益観をもっていて、自分達は日本人のもっている集合的無意識を掴み取る能力があるという自負すら持っている、と若い検察官を弁護する。しかし、この検察官の使命感とも言うべき意識は、今、霞ヶ関全体に広がっていて、「五・一五事件」や「二・二六事件」の頃の青年将校の雰囲気を思い起こさせる、とも言う。


《彼らは士気は非常に高いが、見識や経験がどの程度か分からない。けっこう暴力的で、掟破りを平気でやるところがある。やはり秩序が崩れているのかもしれません。(中略)彼らからすれば、堀江みたいなものは本当のエリートではない、と。中堅エリートにすぎないのに、その分を明らかに越えている。その警告もした。二回、三回、警告したのにきかないから、やっちまえ! ということだったのではないか。》



佐藤の話は、最近の検察官の心理分析として非常に興味深い。彼ら若い検察官が、ホリエモンを一種の「掟破り」と見て、国家防衛的見地から危機感を抱いて、逮捕と言う行動に出たとすればそれもうなづける話である。それは、極端に言えば、鹿島茂が、フランスが財政難と赤字債権で苦しんでいた頃、ベルギーの銀行家と組んで、担保の国有財産を目当てに、タダ同然の債権を片っ端から買い集めて、国家をまるごと乗っ取ろうとしたサン・シモンを例に出して、「ホリエモンは、最終的には国家乗っ取りまでイメージしていた可能性はある。」と鋭く分析する話に通じている。

 それに比して、この四人の中で、もっとも文学の世界に近い東浩紀の話が、もっとも保守的で、ステレオタイプな感じがするのは、何故か。たとえば、「今回の堀江騒動で明らかになったのは、ネットやIT業界のコンベンションがいかに未成熟か、ということだと思うんです。」とか、「ネット上の言論の不安定さみたいなものと、堀江氏が依拠すべきモラルをもたなかったということは、密接に関連している。」とか、「ネット上では言論の内容よりも、コミュニケーションそのものが重要視される」とかいう批評は、今ではあまりにも常識的で、凡庸すぎる。「ネット中毒老人」を自称する私(笑)から見てさえも、「古い!」と言わざるをえない。

 そこで、わたしが連想するのは、世界中で読まれているという村上春樹のことである。私は、ホリエモンと村上春樹は意外に近い存在なのではないかと思っている。ホリエモンは、道を踏み外し、失敗した村上春樹ではないのか。

火曜日, 3月 14, 2006

「岩国住民投票、米軍機移駐「反対」が圧倒」・・・に自民党の反応。(笑)

人気blogランキング←click here!!!


●これが小泉・安部自民党政権の反応のようだな(笑)。しかし、それにしても有識者の多くが、住民投票自体を批判しているが、ということは、みんな小泉自民党応援団といううことかな。僕などは、自民党支持だが、小泉・安部一派の政権運営には反対なので、岩国市のこの住民投票には必ずしも反対ではない。米軍基地問題に住民が意思表示するは当然の権利だろう。合併が身近に迫ってはいるとしても・・・。自民党安部グループは井原市長に対抗して、基地容認派を対抗馬に立てて、巻き返しに出るつもりらしいが、おそらくその巻き返しも容易ではないだろう。米軍基地の存在を我慢することと、アメリカの言いなりになることとは別問題だろう。
 一方、今回の岩国市の住民投票については、安倍晋三官房長官が8日の記者会見で「現在の市議会は結果を尊重することになっているが、(投票後の)20日に新しい市に移行する」と指摘。合併間近の住民投票の効力に疑問を投げかけている。4月の合併後の市長選で、住民投票を発議した井原勝介市長の対抗馬に移転容認候補を擁立、巻き返しを図る構想も与党内で浮上している。


●昨日の日米野球対決でミス・ジャッジがあり、日本が負けたらしいが、アメリカとはそいう国である。野球だけでなく政治も経済も、同じだろう。アメリカがルールなのである。悔しいがそれが現実である。その事実を知った上で戦うなら戦うべきだろう。普遍的な正義などあるわけがない。あるのは権力が支配する正義だけである。だからこそ、つねに抗議し、批判し、抵抗すべきだろう。いずれ、その権力も滅びるのある。



■以下は「岩国基地移転住民投票」に関する新聞の記事から。

岩国の住民投票が成立 投票率50%超える

米軍岩国基地への艦載機受け入れをめぐる住民投票で、50%を超える投票率を示す選挙管理委員会の速報=12日午後4時14分、山口県岩国市

 米海兵隊岩国基地の地元・山口県岩国市で12日、米海軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機受け入れの是非を問う住民投票が行われた。午後7時半現在の投票率は58.68%で、市条例が定める50%以上の要件を満たし、成立した。即日開票される。

 今回の在日米軍再編で関係自治体の住民投票が成立したのは初めて。政府は日米両政府間の合意を優先し、3月中にも最終報告を取りまとめる意向だが、反対多数の場合、井原勝介市長は移転撤回を求める方針。各地でも反対の動きが強まるとみられ、地元に理解を求めてきた政府は厳しい対応を迫られそうだ。

 日米両政府は昨年10月の中間報告で、米陸軍第一軍団司令部(米ワシントン州)の米陸軍キャンプ座間(神奈川県)への改編移設で合意。同県の負担軽減のため、厚木基地から岩国基地への艦載機移転を盛り込んだ。

 市議会は昨年6月、全会一致で移転反対を決議したが、一部で地域振興策を条件とする容認論が浮上。白紙撤回を求めていた井原市長は「3月20日の(周辺7町村との)合併の前に市の意向をまとめ国に届けたい」として2月7日、住民投票を発議。住民説明会や街頭演説を繰り返し「白紙でも投票を」と訴えた。

 これに対し市議会や周辺町村は「合併前の住民投票は時期尚早」「(4月の)市長選の選挙運動だ」などと反発、一部市民団体は棄権を呼び掛けていた。

 投票は賛成、反対の二者択一。結果に法的拘束力はないが、条例には「市民、市議会、市長は結果を尊重する」との規定がある。

 岩国市などによると、再編が実施されれば、岩国基地には新たに57の艦載機が移転、米軍機は計114機となり、約100機を抱える極東最大級の米空軍嘉手納基地を上回る見込み。

 市によると、当日有権者数(概数)は8万4659人。

 ■岩国市住民投票条例 市民や市に重大な影響を及ぼす事項について、直接市民の意思を問うための条例。2004年10月1日に施行された。市長に発議権があり、市民や議会も一定数以上の署名や賛成があれば請求できる。形式は二者択一。投票できるのは満20歳以上の市民と永住外国人で、過半数が投票しないと不成立になる。

 ■在日米軍再編 冷戦終結や米中枢同時テロ後の安全保障環境の変化に伴う米軍の世界的再編の一環。日米両政府は、抑止力の維持と、基地が集中する沖縄の負担軽減を目指すことで一致、協議を進めてきた。2005年10月、中間報告に合意し、具体的な実施日程を含めた最終報告を06年3月中にまとめる意向だが、地元の反対で調整が難航している。
(03/12 21:30)




【 岩国住民投票、米軍機移駐「反対」が圧倒(読売新聞)
 在日米軍再編に伴う米海兵隊岩国基地への米海軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機移
駐の賛否を問う山口県岩国市の住民投票が12日、投開票された。
 反対は4万3433票で、投票総数の87%に達し、賛成の5369票を大きく上回っ
た。投票率は58・68%で、成立に必要な50%を超えた。
 岩国市の井原勝介市長は12日夜、記者会見し、「14日に市議会と相談したうえで、
移駐案撤回を求める。国は地元の声を大切にし、適切に政策判断してほしい」と述べた。
週内に上京し、政府に要請する予定だ。
 額賀防衛長官は12日深夜、「岩国移駐は、日本の安全保障などの面から、ぜひとも実
現しなければならない。地元に必要性を説明し、理解と協力が得られるよう最大限の努力
をする」との談話を発表した。
 政府は、移駐計画を変更せず、3月末にまとめる在日米軍再編の最終報告に盛り込む方
針だ。ただ、米軍再編を巡る全国初の住民投票で反対の意思表示が出たことは、他の米軍
基地関係自治体の動向などに微妙に影響する可能性もある。
 岩国市は20日に周辺7町村と合併し、現在の市の住民投票条例は失効する。19日で
失職する井原市長は、4月下旬の新市長選に立候補を表明している。[読売新聞社:2006
年03月13日 01時46分]  】



■計画見直さず最終報告急ぐ 政府、「反対」拡大を警戒
[中国新聞 '06/3/13]
 政府は、米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)への空母艦載機移転の是非を問う12日の岩国市住民投票で反対多数の結果となったことで、反対の動きが沖縄県など在日米軍再編に関係する他の自治体にも拡大し、地元調整が一層難航しかねないと警戒している。
 政府は岩国移転計画について「生活環境、自然環境をできるだけ保全する形で日米間で案を作った」(守屋武昌防衛事務次官)として、反対多数の結果を受けても見直しは行わない方針。今月末を目標に進めている米軍再編の最終報告の取りまとめを急ぐ。
 政府は在日米軍再編協議に関し「これまで日米協議中で説明できていない部分もあった」(額賀福志郎防衛庁長官)とし、今後は米ハワイで行われていた日米外務、防衛当局の審議官級協議の結果を踏まえ、関係自治体に詳しい説明をして、理解を得たい考えだ。
 しかし政府の関係自治体との調整は難航を極めており、地元の完全な同意取り付けを後回しにしたまま最終報告をまとめれば、地元との接点を見いだすのはさらに困難になる。
 一方、今回の岩国市の住民投票については、安倍晋三官房長官が8日の記者会見で「現在の市議会は結果を尊重することになっているが、(投票後の)20日に新しい市に移行する」と指摘。合併間近の住民投票の効力に疑問を投げかけている。4月の合併後の市長選で、住民投票を発議した井原勝介市長の対抗馬に移転容認候補を擁立、巻き返しを図る構想も与党内で浮上している。
 ただ米側は再編協議で、昨年十月の中間報告に盛り込まれた米軍普天間飛行場(沖縄県)のKC130空中給油機の移駐先を海上自衛隊鹿屋基地(鹿児島県)から岩国基地に変更するよう要求。最終的に岩国市の基地負担がさらに増える可能性もあり、政府の説得が奏功するかは定かでない。



人気blogランキング←click here!!!

日曜日, 3月 12, 2006

■安部ちゃんは、靖国参拝はしないそうです。(笑)

人気blogランキング←click here!!!

■安部ちゃんは、首相になったら、靖国参拝はしないそうです。はははは。わかりました。そういうことですか。やっぱり、ね。いかにも安部ちゃんらしいね。実は、僕は早くからそう予想してましたよ。安部ちゃんの「裏切り」は、今に始まったことではないでしょう。僕は、西村真悟逮捕も、安部ちゃんの陰謀だと思っています。ところで、今日は、安部ちゃんの地元の岩国では、岩国基地への米軍空母艦載機移転問題をめぐる住民投票が行われました。その結果は投票率58パーセントで出口調査によれば9割が移転反対とか。これは小泉?安部政権への「ノー」ということでしょう。それにしても、この住民投票問題を報道した、爆笑問題と阿川佐和子が司会している「8ちゃんねる」の報道娯楽番組はヒドイ番組だったよなー。最初から岩国井原市長を捕まえて、番組の司会からコメンテーターまで、全員揃って、「住民投票そのものがケシカラン」だもんな。「橋下」とか言うにやけた弁護士なんて、まるで政府の手先というか小泉政府の奴隷というか。次の参議院選挙でも出るつもりかな。太田の馬鹿プッリにも、あきれ果てて唖然。こういう奴が政治問題やニュースを解説したり批評したりするなんて、まつたく世も末だよな。というわけで、この岩国の住民投票は、誰が見ても小泉・安部政権へ「反対」、ということだろう。太田よ、おまいらも、報道番組の司会がやりたかったら、ちゃんとそういう誰でもわかるような事実問題をまず報告し、その政治的背景を分析して、そして報道しろよ。(笑)太田光は最近、いろいろ手を出しているが、ことごとくつまらない。面白くない。早く消えろよ。なんて言いたくなる今日、この頃である。

[森喜朗氏]安倍首相なら靖国参拝やらない 報道番組で
 自民党の森喜朗前首相は12日、テレビ朝日の報道番組に出演し、「ポスト小泉」に目される安倍晋三官房長官の「温存論」に改めて言及した上で、「私は(安倍氏が靖国神社参拝を)やらないと思う」と述べ、安倍氏が首相になった場合、日中関係に配慮して、靖国神社参拝を見送るとの見通しを示した。

2006年03月12日20時01分 毎日新聞


人気blogランキング←click here!!!

ブログは新聞を殺すのか?



人気blogランキング←click here!!!


「人気ブログランキング」の上位に「極右評論」というブログがある。書き手は顔写真も名前も公表している実名ブログだが、そこに、先日、「ニューズウィーク」の記事を引用して、「ブログは新聞を殺の?」という書き込みがあった。なかなか面白い内容であるが、次の日には、タイミングよく、早速、朝日新聞の「ネット右翼批判」の記事を取り上げて、「匿名=無責任=危険」を批判の論拠とする朝日新聞的なネット批判の論理を厳しく反批判している。

僕も、朝日のネット右翼的言論批判には半分ぐらいは賛成するところもないわけではないが、しかしそれでも、ブログや「2チャンネル」を匿名だから無責任で危険だという論理には承服しかねる。その意味で、「極右評論」氏にまつたく賛成である。極右評論

さて、朝日は、「「日中韓感情が阻む」と題して、ネット右翼(保守)的言論をこう批判している。
【朝日新聞】
 8日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」を見ると、中国に対する「弱腰外交」を批判する書き込みであふれていた。
 「日本の完敗だな。やられっぱなしだな」「日本なにやってる?早くしないとみな掘り尽くされちゃうよ」「もう戦争はじめてくれ。マジで」
 東シナ海のガス田開発問題をめぐる日中協議。中国側が新たに示した共同開発案に、日中双方が領有権を唱える尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の海域が含まれていると報じられたためだ。
 批判の矛先は個人にも容赦なく向かう。中国との議員外交を続ける自民党のベテラン議員のホームページ。テレビ番組で小泉首相の靖国参拝に触れると、途端にメールが殺到する。
「総理の靖国参拝は続けていただき、中国に毅然たる態度で臨むことこそ日本の国益にかなう」
「靖国は国内問題であって外国が干渉すべきではない。中国にへりくだらないように」
 昨年6月の訪中をきっかけに、2月末までに届いたメールは計107通。その多くが匿名だ。ネットを通じた「中傷」は…


朝日のこの記事には「ネットに走る批判と中傷」というサブタイトルまでついている。繰り返すが、僕自身は、ネット右翼とかネット保守とか言われるような人たちと思想的には共有するものをたくさん持っているが、しかしそれでも必ずしも彼等の集団主義的な言論活動やネット活動を全面的に認めるものではない。その意味では朝日の批判も首肯できる。しかし、である。

問題は、朝日新聞がネットやブログにおける言説を「匿名」を理由に批判していく段階になると、僕はオヤオヤと思う。ネットやブログ的言説の台頭は別に日本固有のものではなく、またそれはかつて新聞というメディアが登場したり、さらに続けてラジオやテレビというメディアが登場したように、ネットやブログも、既成のメディアに満足できない人たちを中心に新しいメディアとして台頭してきたというだけのことで、別にネットやブログが匿名のメディアだから無責任で危険だということにはならない。

朝日は、ネットやブログの時代に対応できていないという、自らの新聞メディアとしての体質や限界を隠蔽して、問題を摩り替えているだけである。要するに新聞というお仕着せの報道や言論に飽き足らない人たちが、ネットやブログで、情報を直接的に入手し、そしてそれに対する批評や感想を直接的に発信している、というだけのことである。それは保守派も革新派も関係ない。

ただし、僕は、ネットやブログの世界に、若干の権力側の情報工作があり、情報管理がなされていると思っている。小泉政権下の官邸周辺にその動きが顕著である。世耕弘成議員を中心とする工作部隊である。

その部分は言論弾圧や言論統制につながるので、僕は厳しく批判し追及すべきだと思っている。むしろ、朝日新聞や大手メディアが取り組むべきことはそういう問題であろう。それを取り違えて、「保守思想」や「右翼思想」が気にに食わないから批判し、排除すべきだという議論は、本末転倒、むしろそれこそが言論統制であり、言論弾圧と言うべきだろう。朝日新聞は、むしろ思想的に、そして論理的な次元で、彼等、ネット右翼やネット保守と呼ばれる人たちと戦うべきだろう。

というわけで、極右評論氏の引用する「ニューズウィーク」の記事は、こういう内容だ。
 
「新聞は紙に印刷され、読むためには家に配達されるのを待つか、駅でコインを取り出して買うしかなかった。インターネットの普及によって、新聞はそうした時間と空間の制約から開放された。今やパソコンなどウェブを見られる環境さえあれば、いつどこからでも世界中の新聞を無料で読むことができる」
「ブログには新聞の『偏向報道』を批判するコメントがあふれ、ブロガーたちはときにはテレビや新聞、雑誌の誤報を鮮やかに暴いてみせる。既存の新聞に飽き足りない市民が、ブログを武器に草の根ジャーナリズムを目指す動きも広がり始めた」


実は、僕も最近は、あまり新聞も読まないしテレビも見ない。外出先で緊急に買う新聞は夕刊フジか日刊ゲンダイ。新聞は、ネットでも読めるからである。というわけで、朝日新聞は、ネットやブログという新しい報道メディアを安直に批判する前に、その存在の意味を、正確に理解することからはじめるべきではないか。もし、匿名の集団による批判、中傷、バッシングが悪いというなら、朝日新聞が、長年、反権力的なジャーナリズムという美名の下に、絶えず垂れ流し続けてきた批判や中傷やバッシング記事はどうなのか。新聞記者には許されるが、無名のネット住民には許されないというのか。そんな馬鹿な…(笑)。いずれにしろ、新聞やテレビという既成メディアからのネットやブログへの批判は天に唾するだけのことだろう。


人気blogランキング←click here!!!

■追記…読者からのコメントより。
Date: Sun, 12 Mar 2006 13:17:53 +0900
山崎先生。ネット規制法について緊急の書き込みがありましたので報告します。

稀代の悪法、人権擁護法案をスムーズに通すべく、売国勢力が動きはじめています。
テレビなどの報道では全くと言っていいほど扱われていませんが、ネット規制法案と共謀罪とがセットで、国会に提出されています。

その内容は──
・令状なしで日常的な盗聴・検閲を行うことが可能。
・犯罪に用いられた疑いのあるコンピュータに接続されたコンピュータを差し押えることが可能。そのコンピュータがネットに接続されていればすべてのネットに接続されたコンピュータが対象になる。
・「違法な」ファイル(ウィルス、ポルノ等)を持っているだけで罪に問える。Windows PCではウィルスに感染していることは珍しくないので、誰でも「犯罪者」に仕立て上げられる可能性がある。

この法案が成立すれば政府は意のままに盗聴・検閲を行い、意のままに人を「犯罪者」に仕立て上げ弾圧することが可能になります。
政府・与党は今月中に成立させようと躍起になっています。
PSE法も大変な状況ですが、人権擁護法反対派のみなさん、こちらの法案も阻止するために力を貸してください。
ここで通されてしまったら、もう反対運動を展開することすらできなくなります。
ご協力をお願いします。

ネット規制法案反対スレッド

土曜日, 3月 11, 2006

内外からの麻生バッシングは何を意味するのか?

人気blogランキング←click here!!!


「ポスト小泉は安部に決まり」と言われていた頃の安部晋三からは想像も出来ないようなスキャンダルが次々に暴露され、その政治的命運に暗い影が差し始めている。たとえばヒューザー耐震偽装疑惑での政策秘書の斡旋疑、暴力団とのつながり、あるいは秘密の後援会とライブドア事件の自殺者(他殺)野口某疑惑、などなどによる安部人気の衰退は激しい。

それとともに、それに取って代わるようにポスト小泉の有力候補として台頭してきたのが麻生太郎である。麻生太郎の連日の対中強気発言も、小泉政権下での数々の「安部の裏切り」を強く感じはじめている保守層の多くの間では、逆に麻生人気爆発の原動力となりつつある。

僕自身は、麻生の連日の、靖国問題や南京事件、あるいは台湾問題などに関する、かなり単純な暴走発言の連発にはあまり好感を持っていないが、麻生が、現在の日本や日本人のホンネを代弁していることには間違いはない。

さて、その麻生に対するバッシングが、中国だけで沸き起こっているかと思っていたら国内からも沸き起こっているようだ。昨日発売の某週刊誌が、麻生太郎のアメリカにおける「核武装発言」を取り上げて、アメリカ政府関係者も驚愕、というテーマで麻生バッシングとも取れる特集記事を掲載している。この麻生バッシングを見て、ウーーンと唸った人は少なくないだろう。これは、ポスト小泉をめぐる「つぶしあい」「足の引っ張り合い」だなあー、と。

週刊誌が、これだけ大々的に取り上げるのは、谷垣禎一の中国買春疑惑スキャンダル以来だろう。谷垣スキャンダルの場合も、その記事掲載のタイミングから考えて明らかに政治的謀略記事だったが、今回もそれ臭い匂いが濃厚というしかない。すばり、安部一派の仕掛けだろう。

「谷垣つぶし」に続く「麻生つぶし」の謀略記事が、今回の麻生の「核武装発言」スキャンダルだろう。麻生自身は、必ずしも「核武装論」を積極的にぶち上げたわけではないらしいが、そもそも日本の保守政治家が「核武装発言」をしたのを取り上げて政治スキャンダルに仕立てる某週刊誌の編集姿勢がヘンである。暴走発言ではあろうが、別にスキャンダルになるような発言ではなかろう。

ところで、麻生は最近、靖国問題に関して「A級戦犯分祀論」を発言しているらしい。その真意と意図は何処にあるのか。これまた謎である。麻生も小泉の対中和解政策の先導役をやらされているのかな。

人気blogランキング←click here!!!

金曜日, 3月 10, 2006

中国政府は、何故、安倍批判を避けるのか?


人気blogランキング←click here!!!

■中国政府と日本政府の間で、東シナ海ガス田や尖閣列島の領有権問題、戦争責任、南京虐殺問題などをめぐって、激しい罵倒合戦が繰り広げられているが、その中で目に付くのが、中国政府が、過激な対中発言を続ける麻生太郎バッシングには即座に反応するものの、対中強硬派であるはずの安倍への批判を意識的に避けていると言う事実だ。しかも、安倍は、昨日も、中国の「日本・ナチス・ヒットラー発言」に対して、中国政府を名指して厳しく批判しているにもかかわらず、だ。

中国政府が、「ポスト小泉は安倍」と読んでいることは間違いないが、もしそう読んだとすれば当然、安倍バッシングに熱中するはずだが、どうも逆の反応をしている。何故か。

多分、中国政府と日本政府の激しい罵倒合戦は「出来レース」だろう。だからこそ、中国政府は安倍批判を避けているのだ。つまり、小泉後継の「小泉・安倍政権」との間に、話がついているのだ。この謎を解く鍵は、小泉の密書持参の「媚中派・二階の訪中」だろう。

一部の保守派の間では、小泉の対中和解を託された二階の訪中にもかかわらず、中国の日本批判が続いていることから、二階訪中は空振りだったという批判もあるようだが、読みが甘いのではないか。中国政府の日本批判は、日本国民への「偽装工作」である。そういう観点から見れば、中国政府が、なぜ、麻生太郎批判に熱中するのみで、肝心の安倍批判を避ける理由がわかるだろう。

小泉・安倍ルートと中国政府との間には、東シナ海ガス田利権等の中国への「日本売り」の密約が出来ている。中国政府は、親中派で、日中友好をポスト小泉争いの切り札にしようとしいる福田某など相手にしていない。

安倍政権の誕生は、まぎれもなき日中友好政権の誕生になり、対中奴隷外交、対中売国外交へと続くはずである。それが、おそらく、中国政府が安倍批判を避ける理由だろう。

小泉・安倍一派は、政権維持と人気取りのためなら、何でもする。安倍が多用する「国家観」とか「歴史観」とかいう言葉の意味は、政権獲得と政権維持のためなら、「国を売る」こと、「国民を裏切る」ことなど朝飯前、ということだろう。

要するに、中国政府の日本批判は、安倍政権誕生への舞台作りであり、援護作である。つまり安倍政権こそ中国の傀儡政権となる可能生が高い。僕は嫌いなので使いたくないが、安倍こそ、「国家観」も「歴史観」も持ち合わせていない優柔不断なポピュリストである。安倍が、政治家としてまともな資質の持ち主なら、そもそも成蹊大学なんか行くわけないだろう。むろん、これは成蹊大学とう大学がダメだというわけではないよ・・・。

人気blogランキング←click here!!!

■「中国の外交姿勢象徴」共同開発提案に政府・与党反発
「中国の外交姿勢象徴」共同開発提案に政府・与党反発

 東シナ海の天然ガス田開発問題を巡る日中両政府の7日の第4回局長級協議で、日本の固有の領土である尖閣諸島周辺海域の共同開発を中国側が提案したことに対し、政府・与党内で反発が強まっている。

 安倍官房長官は8日の記者会見で、中国側の提案について「もう少し現実的な案を提案してもらいたい。私たちの提案をよく吟味してもらいたい」と不快感を示した。さらに、「当然、我々の権利として試掘はできる」と語り、今後の中国の対応次第では、日本も試掘に踏み切らざるを得ないとの考えを示した。

 麻生外相も記者会見で、「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑いようのない日本の領土だ。共同開発をするつもりはない」と明言。政府筋は8日、「挑戦的な内容だ。これが中国外交の象徴だ」と強く反発した。首相官邸筋も「論外だ。ケンカを売っているとしか思えない」と語った。

 ガス田開発や試掘の安全確保を目的とする「海洋構築物の安全水域に関する法案」を策定している自民党海洋権益特別委員会の事務局長の西村康稔衆院議員は、「日本の立場を明確に示す意味でも、法案はしっかり(国会を)通さなければならない」と強調した。

 一方で、中国側との協議は今後も、しっかり継続すべきだという声もある。

 二階経済産業相は8日の衆院経産委員会で、「領土・領海、歴史、あらゆる日中間の問題がこの協議のテーブルに凝縮されている。一朝一夕で解決するものではない。まだまだ山、坂あると思うが、粘り強く対応したい」と語った。小泉首相は8日夕、協議結果を報告した二階経産相に対し、「時間がかかっても円満な解決を見るよう、一層努力してほしい」と指示した。
(2006年3月9日1時1分 読売新聞)


■経済産業省次官が、「直ちに試掘はない。粘り強く迅速に交渉」…。これって、中国政府へのサインですよね。「貴国の言うとおり、何もしません。どうぞ、発掘営業を開始してください」と。(笑)
これが小泉流「対中売国外交」のゴーサインかな?
■これが、安倍ちゃんの猛抗議。しかし、なんだかなー。本気かなー。演技=偽装じゃないの(笑)。大使には無視されているし。
安倍ちゃんも「耐震偽装」工作だけはうまくなったよねー。(笑)

木曜日, 3月 09, 2006

「つくる会」内紛のその後。わけがわからんわ(笑)。

人気blogランキング←click here!!!


■「つくる会」東京支部掲示板なるところに、かなりきわどい書き込みがあった。おそらくここに書かれていることが、ほぼ真相に近いのではないかと思われるので引用してみた。他にも、産経新聞などによると、北海道支部が新執行部に反乱、白紙撤回を要求という話もあるようだ。

ちなみに副会長を更迭されたと思われていた藤岡氏は、数日後には「会長補佐」とかで会に復帰している模様だ。つまり種子島新会長はワンポイントリリーフで、藤岡氏が次期会長に就任するというプログラムのようだが…。はたして、どうなることやら。

この掲示板情報による限り、今回の八木会長解任・更迭騒動の背景としては、西尾・藤岡グループと若手の八木執行部グループとの対立、それに加えて西尾・藤岡と産経新聞・扶桑社の対立、あるいは「つくる会」純粋派と後から参加した神社・神道系保守派との対立等が、複雑に絡み合っている模様だ。

これで、産経新聞の記事が、「八木更迭クーデター」を、どちらかといえば、八木派サイドから書き、次の日には、このクーデターは、「西尾幹二の院政へ」の布石とやや批判的ニュアンスで報じた理由もわかるというものだろう。僕も旧知の遠藤浩一氏や福田逸氏らが副会長や理事を辞退し、どちらにも加わらずクーデターの舞台となつた理事会議で棄権した理由もよくわかる。

「つくる会」の創設者グループである藤岡氏や西尾氏としは、「日本会議」「日本政策センター」「神社本庁」など、後から加わった過激な保守学生運動出身グループに組織を乗っ取られそうになった危機感から、八木氏を中心にグループを形成しつつあった若手の保守学生運動出身一派と縁を切り、組織を防衛しようとしたというのが真実だろう。

しかし、いずれにしろ、そこには、最近顕在化しつつある保守内部の路線対立が影を落としていることは否定できないだろう。というわけで、このクーデター劇は、単なるスキャンダルというようなものではなく、それなりに深い思想性を秘めた事件だつたと見るべきだろう。


http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eBBS_Main?uid=5428&aid=2&s=1280

<事情通>ではなくて<半可通>だったらいいんだけど・・
事情通   2006-03-08 23:10

(1)「種子島?藤岡」執行部に反対する理事を全て解任し、支持派の理事と入れ替える。
(2)執行部にそぐわない評議員と地方支部の役員を総入れ替えする。
(3)新たな事務局長(藤岡氏が、会社を辞めさせてまで連れて来たHという人物)が全国を回って新たな支部の人材を発掘する。
(4)種子島会長は(自分も認める)ワン・ポイントであり、速やかに藤岡会長補佐(!?)を会長に押し上げる(当初は西尾前名誉会長も復帰する予定だったが、今回のクーデターの“想定外”の反発に慌てた西尾氏が保身に走ったので、とりあえずは棚上げ)。
(5)『つくる会』を戦闘的・革命的な組織に叩き直す(目的の為には手段を選ばない、様々な謀略も辞さない<前衛>に造り替える)。
(6)宗教右翼・神社右翼を追い出す(具体的には、日本会議・政策センター・神社庁・幕屋・モラロジーetc)。
(7)この革命は、たとえ会員の大量脱会を招いても断行する。これは『つくる会』そのものの“ジェノサイド(浄化)”を目指すものであり、<粛清>は無容赦・無慈悲に進行する。


人気blogランキング←click here!!!

http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eBBS_Main?uid=5428&aid=2&s=1280
産経新聞朝刊

つくる会 北海道支部が反旗 八木会長解任の白紙化要求

 新しい歴史教科書をつくる会の八木秀次前会長らが解任された問題で、同会の北海道内の全三支部(札幌、道北、道東)は八日、解任を白紙に戻すよう求める要望書をまとめ、種子島経会長に送った。
 つくる会は先月二十七日の理事会で八木前会長、藤岡信勝前副会長、宮崎正治前事務局長を解任し、種子島会長を選任したが、藤岡氏は二日後に「会長補佐」に就任し事実上復権していた。
 要望書は、このままでは運動継続は困難だとして、昨年の教科書採択の総括を優先させ「会の体制は採択戦を行った当時に回復すること」などと原状回復を求めている。
 一方、種子島会長と藤岡会長補佐は八日、大阪市内で開かれた近畿二府四県の支部幹部の会議で内紛の経緯を説明した。支部幹部からは内紛への厳しい批判があり、種子島会長は八木前会長らとの関係修復を約束した。
 つくる会は十一、十二の両日、東京都内で全国の支部長らを集めた会議を開くが、支部の動き次第では執行部は厳しい局面に立たされそうだ。

「小泉自民党とブロガーの懇談会」の意味するもの・・・(笑)。


人気blogランキング←click here!!!

一昨日、「自民党とブロガーの懇談会」第三回なるもの開かれたらしい。また、物欲しげなブロガーやネット馬鹿やヒルズ族が、押しかけたのだろうが、ガセ・メール騒動が一段落した頃に、こっそり懇談会なんて、よくやるよ、という感じだな。おそらく、小泉自民党の「2ちゃんねる」工作部隊、いわゆる世耕グループの勝利宣言、ないしは祝勝会ということだろう。調子に乗ってビール・カケでもやつたんじゃないの。

というのは冗談だが、実はガセ・メールの出元は、官邸周辺という説が根強い。官邸周辺とは、言うまでもなく飯島・世耕ラインの「情報工作部隊」の仕業ということだろう。そしておそらく今回は、それに公明・草加の「情報工作部隊」もなんらかの形で参加していると思われる。どちらが主導的役割をはたしたのかはわからないが…。自民党が、永田問題を深追いしない理由はそこらあたりにあるだろう。

言うまでもないことだが、その目的の一つが、公明・草加グループが引き起こした「耐震偽装問題」の隠蔽工作であることは明らかだろう。しかも、それにうまくタイミングを合わせるように、北海道かどこかで、新しい耐震偽装マンションが発見されている。というわで、いわゆる「ヒューザー小島」や「姉歯」ルートの耐震偽装犯罪は、あれほど大騒ぎされていたにもかかわらず、今やますます影が薄くなってしまいつつある、というわけだ。ヒューザーや姉歯の名前や偽装問題はもう忘れましょう。耐震偽装はヒューザーや姉歯だけの問題ではないでしよう、というわけだ。

さて、自民党とブロガーの懇談会だが、これは、昨年の総選挙の前から始まっている。僕は、この懇談会に参加しているのがヒルズ族や小泉マンセーグループが中心だから、そこには情報工作と情報弾圧という独裁長期政権に不可避の陰湿な政治的陰謀が隠されている、と警告してきたが、新聞やテレビを初め多くの論者は、この懇談会を、陽気に、「新しいネット時代の政治の可能性…」なんて方向に解釈していた。そして、遅ればせながら、それに乗り遅れまいとして、押しかけてきたドシロートの「ネット馬鹿女」の口車に乗せられて、同じような懇談会を開いて、ネット音痴、パソコン音痴ぶりを天下に晒して大恥をかいたのが前原民主党だった。

一説では、この「民主党とブロガーの懇談会」なるもの関わった人脈の中に、ガセ・メールの仕掛け人の一人と言われている「西澤某」もからんでいるらしい。というのも、実は、この懇談会には、自民党の懇談会にも出席している連中が多数紛れ込んでいたからである。つまり、この懇談会には前原を初め、民主党執行部の面々が多数出席したのだが、この懇談会での頓珍漢なやり取りから、民主党のネット音痴、情報音痴の実態が自民党サイドに筒抜になったということだ。この時点で、情報音痴・ネット音痴の民主党をつぶすのは簡単だよなー、と世耕あたりが考えたとしてもおかしくない。

いずれにしろ、飯島や世耕の高笑いが聞こえるね。しかし、世耕は、今やネットや「2ちゃんねる」を舞台とする、政治的ネット陰謀論の世界では有名人。その陰湿な情報工作活動の華々しい前歴から、もう逃げられないよね(笑)。秘密警察あがりの暗い政治家…というイメージで成功したのはプーチンだけだろう。小泉退陣とともに、「世耕弘成」らの暗い秘密警察的な陰謀と情報謀略の実態が明らかになるだろう。お楽しみ。

人気blogランキング←click here!!!

水曜日, 3月 08, 2006

「ガセ・メール騒動」で、平沢議員等に情報提供者と指摘されたフリージャーナリストの一人、上杉隆氏のコメントが面白い。

人気blogランキング←click here!!!

■「ガセ・メール騒動」で、平沢議員等に情報提供者と指摘されたフリージャーナリストの一人、上杉隆氏のコメントが面白い。平沢議員が、得意げにご披露した「ガセ・メール」情報も実は、さらなるガセだった。というのは、平沢が、意味深な顔で暴露した「ネタ元のフリージャーナリストは元代議士秘書だ…」という情報は、真っ赤な大嘘。平沢に、そういう情報を耳打ちし、テレビで暴露させるように仕向けた仕掛人は誰だろう。むろん、平沢も騙され、利用された口だろう。で、仕掛人は? 官邸の○○秘書と××情報部員に決まっているよね。怖くて、ここでは言えないけど・・・(笑)。



本日発売の「週刊プレイボーイ」でコメントしました。
はい、以下貼り付けです。

 今回の騒動では、永田議員の「お粗末ぶり」ばかりに注目が集まった。でも、みんな何か忘れていないか?
 それは「小泉政権も結構な『ガセネタ』に踊らされている」ってこと。たとえば、イラク戦争支持の根拠とされた「大量破壊兵器」の問題。これは後に「イラクに大量破壊兵器はなかった」とアメリカも認めている。つまり、ガセネタだったわけだ。
 北朝鮮による拉致被害者の問題も、しかり。当初、日本政府は「5人生存、8人死亡」という北朝鮮側の情報を鵜呑みにしたが、後に北朝鮮から提供された遺骨が別人のものだと判明。あやうく「ガセネタ」をつかまされて国交正常化へと向かいそうになった。
 武部幹事長のホリエモンに対する「我が息子です、我が弟です」という発言だって、今の自民党の態度を見ていれば、ウソだったとわかる。
「さらに言えば、一時は自民党の平沢議員も『このメールの提供者は元議員秘書でフリーの記者』と、ジャーナリストの松田光世さんや私をほぼ名指しする形で『ガセネタ』を流しました」
 そう語るのは、ジャーナリストの上杉隆氏。でも、なぜか小泉総理をはじめ、自民党の議員はちっとも責任を問われていない。なぜだろう?
「永田議員は『金と選挙』という、相手の政治生命を奪うような問題を、不確定なままに『本物だ』と言い切ってしまった。国会内だけでの発言であればここまで問題は大きくならなかったでしょうが、テレビにどんどん出て発言してしまった。そこに脇の甘さがあったんです」(上杉隆氏)??(週刊プレイボーイ:2006年3月21日号)


人気blogランキング←click here!!!

新しいブログで、「人気ランキングー政治」に再デビューしました。今後ともよろしく。


人気blogランキング←click here!!!

■「人気ブログランキング」で、どういう理由かわかりませんが、カウント計算の異常が発生し、ランキングが急落したために、前のブログはそのままですが、一応「ランキング」登録は解除し、その代わりにブログを新しくし、「ランキング」に再登場となりました。最下位から静かにスタート、周りの様子を見ながら調整しつつ始めるつもりでいたのですが、「真名さん」や「小泉の支持率一桁さん」「三輪のレッドさん」「帝国憂愁さん」を初め、多くの人が紹介・応援してくださいましたので、わすずか一日で、トップ画面の「30位」に進出、嬉しい誤算、嬉しい悲鳴…となってしまいました。ありがとうございます。浅学非才の弱輩ですが、今後ともよろしくご指導、ご鞭撻をお願いします。「見える人には見えるだろう」(小林秀雄)という「唯我独尊」「独立自尊」の「傲慢な精神」で頑張ります。自由な言論なき国家は健全な国家ではない。政府=権力による言論弾圧、言論封殺、情報操作こそ、最大の政治犯罪であり、国家反逆罪である。右であれ、左であれ、自由な言論こそまず第一に確保すべき重要事項であり、自由な言論こそ国家繁栄、民族繁栄の基礎条件である。というのが小生のモットーです。深く、静かに、過激に、そして楽しく頑張ります。

人気blogランキング←click here!!!

火曜日, 3月 07, 2006

前原民主党の土下座と居直りと、謝罪広告・・・。


人気blogランキング←click here!!!

前原民主党の土下座と居直りと、謝罪広告・・・。

■前原民主党の完敗で終わったメール騒動だが、それはそれでいいのだが、あれほど堂々と大見得を切って、小泉自民党に対して辞任覚悟、玉砕覚悟で、退路を絶って、挑発的に挑んだ倒閣運動であり、政争だったはずなのに、蓋を開けてみればなんのことはない。党首から何から、雁首を並べて議場の中で、真っ黒クロケに決まっている小泉や武部を相手に土下座の繰り返し、逆に慰められる始末…。そして今度は、武部次男の要求どおりに、新聞に謝罪広告だとか。では、責任を感じて一斉に退陣し、人心一新の上で、再度、政権獲得のために挑戦していくのかと思いきや、ほぼ全員がそのまま居座り、知らぬ存ぜぬ…。敵陣からは逆にさかんに応援される始末…。この調子だと、前原民主党は、死ぬまで、小泉一派にユスられ続けるだろうね。おそらく、前原民主党は、西澤とかいうフリーライターに金を渡しているはず…。別に渡してもかまわないのだが、問題は、自民党小泉一派にそのシッポをしっかり掴まれられているらしいこと…。小泉が、メール爆弾爆発と同時に「ガセネタだろう…」と居直った理由は明らかだろう。早い段階で、小泉には仕掛け人から直接に情報が届いていたのだ。メール爆弾を仕掛け、その情報を小泉にまで上げたのが、自民党の秘密情報機関(笑)、世耕弘成ルートか、公明・草加ルートか知らないが…。というわけで、一度は、ちょっと期待してみただけに、そのあまりのいい加減さ、無責任さ、美学の欠如に、あれれれ、と驚くほかはない。昨日の国会審議も、民主党はすっかり借りてきた猫状態だったらしい。蓮訪とかわけわからないヒステリー女が、これまた頓珍漢な勘違いオバサンを相手に、つかみ合い寸前のキンキン声で、何か喚き散らしていたらしいが、ほかにすることがあるだろう。渡部恒三が、タイミングよく、党首選の前倒しを提案したのにも抵抗して、前原とその仲間は、恥知らずにも九月まで任期一杯頑張るつもりらしい。引き際の分からない未練タラタラ男って、やだねー。前原が頑張れば頑張るほど沈んでいくのが今の民主党。政権交代を視野に選挙に挑んで大敗し、潔く辞任した岡田民主党の頃がなつかしいよ。


人気blogランキング←click here!!!


http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060303_06kaitou.html
自民党からの公開質問状に対する回答
自由民主党 御中
      民主党幹事長 鳩山由紀夫  衆議院議員 永田寿康
 衆議院予算委員会及び党首討論などにおける質疑で取り上げました、ライブドア問題に関わるいわゆる「送金メール」「口座」問題について、以下、連名にて事実認識と謝罪に関して表明いたします。

 まず、事実認識として、以下のとおりと考えます。

(1)予算委員会等で指摘したいわゆる「送金メール」は根拠のない偽物であること。
(2)3000万円がライブドアから武部幹事長の次男の金融機関の口座に送金され、ライブドアの資金が武部幹事長周辺に流れたとする疑惑も全くの事実無根であったこと。

 また、党代表・党幹事長の公式記者会見、昨日の公開質問状に対する党及び議員個人の回答、昨日の衆議院予算委員会及び本会議における討論の冒頭で陳謝してまいりましたが、改めて上記事実認識に基づき、自由民主党ならびに武部幹事長およびそのご次男に対しまして、その名誉を著しく毀損したことを心から陳謝申し上げます。

 加えまして、自由民主党及び武部幹事長並びにご子息のご了承を前提といたしまして、国会のしかるべき場で改めて陳謝いたします。

 さらに、衆議院予算委員会及び国家基本政策委員会の議事録については、ご要求通り該当個所の削除に応じます。

 なお、本状については、報道機関に発表し、同時にわが党のホームページに掲載することをもって公表いたします。

以 上

日曜日, 3月 05, 2006

さあさあ、小泉式「対中売国外交」の始まりだよーツ

人気blogランキング←click here!!!

■これが、小泉式「対中売国外交」の始まり。

小泉政権の重要閣僚が相次いで中国を訪問しているが、中でも親中派政治家として知られる二階氏の訪中は異色であった。対中強硬派の「小泉・安部一派」に近い中川秀直らが北京政府から無視されたのに対して、二階だけが異例の厚遇を受け、その親中ぶりを内外に誇示したような格好で、一部の保守派からは激しい批判を浴びていたが、実はこの二階の訪中には裏に何かが隠されているはずだと多くの人が考えていた。そしてその隠蔽されていた真実が次第に明らかになりつつある。

つまり、対中喧嘩外交を続ける小泉総理だが、実は、その裏で、親中派路線で小泉内閣批判を展開する反小泉グループへの牽制と対抗策、そして政権維持のために、対中和解の先導役として二階を中国に派遣したということらしいのだ。言い換えれば、二階の訪中は、拉致問題切捨てによる北朝鮮売国外交に続く対中売国外交の舞台作りがその目的だったというわけだ。

小泉とはそういう政治家だ。政権維持、権力維持のためならばなんでもやる。拉致問題も支持率アップと政権維持に利用しただけであり、おそらく対中和解外交も目的は同じだろう。小泉や安部に対中強硬路線の外交を期待していた「小泉・安部マンセー」の皆さんたちは、これをどう受け止め、どう説明するのか。面白いね。

「小泉・安部一派」が、みんな揃って、「対中強行路線なんてもう古い!!!」「これからは日中友好だ!!!」「東シナ海のガス油田なんか全部中国にくれてやれ!!!」なんてことになったりして…(笑)。


人気blogランキング←click here!!!



■小泉首相、訪中の二階氏に中国首相へのメッセージ託す

 二階俊博経済産業相は5日、テレビ朝日番組で、2月22日の温家宝中国首相との会談に先立ち、小泉純一郎首相から「温氏によろしく伝えてほしい」とのメッセージを託されたことを明らかにした。
 首相は自らの靖国神社参拝で悪化した日中関係改善の糸口を探ろうとしたとみられる。
 二階氏は会談冒頭で小泉首相のメッセージを伝えると、温氏は「ありがとう。私からも小泉首相によろしく伝えてほしい」と応じたという。ただ温氏は来日要請に対し、明確な返答を避けた。
 二階氏によると、温氏との会談が決まった2月20日を含め、訪中前に3回、小泉首相と会い東シナ海のガス田開発問題などで協議。首相は「けんかをしに行くのではないのだから、丸く円満に日中関係を見通して、しっかりやってきてほしい」と指示、同時にメッセージを託した。〔共同〕 (15:00)

小泉長期政権の本質は言論弾圧と情報工作だよね???


■月刊「ランティエ」(角川春樹事務所・刊)に、岳真也(作家)、三田誠広(作家)、下川裕治(紀行作家)とともに、登場。発売中です。書店で立ち読み(覗き?)でも…。→


■小泉長期政権の本質は言論弾圧と情報工作

●僕が、小泉政権に反対し批判している大きな理由は、権力維持のためにとはいえ、批判者や反対派を、言論弾圧や言論封鎖、あるいは言論機関を通じて情報操作を繰り返し、挙句の果ては公安や警察権力とも結託した上で気に食わない人物を次から次へと犯罪者に仕立てて逮捕監禁し、政治活動や言論活動を封じるという、いわゆる「公安政治」に手を染めていることである。政治に情報操作や言論統制は不可避かもしれないが、それに深入りする政権は非常に危険である。

言論弾圧はヒットラーやスターリン、毛沢東など、いわゆる「長期単独独裁政権」には付き物の悪である。私見によれば、小泉長期政権の本質も「言論弾圧と「情報工作」である。

一部には「小泉は強運の人」なんて政治分析をする政治評論家もいるが、幼稚園児的分析と言っていいだろう。そういう政治評論家はおそらく小泉一派の情報工作に加担しているか、官邸が放った情報工作部隊に洗脳されているかだろう。

小泉政権が政治危機に陥ると必ず逮捕者(犯罪者)が出る…というのが僕の分析だが、今回の「耐震偽装問題」や「ライブドア問題」「皇室典範改悪問題」と続く致命的な政治危機においてもまた同じようなことが繰り返されたと僕は見ている。マスコミや小泉自身は、「運がいいんだよなー。必ずいい風が吹いてくる…」等と嘯いていれば、それですむかもしれないが、日本国民にっとってはそうはいかないのだ。

今回の「ガセ・メール問題」の背後でも、小泉官邸を支配する情報工作部隊が、警察や地検と結託した上で暗躍しているはずである。なぜ、民主党は、あっさりと全面降伏したのか。一人の犠牲者も出さずに…。おかしいではないか。脅迫でもされているのか。


人気blogランキング←click here!!!