木曜日, 3月 09, 2006

「つくる会」内紛のその後。わけがわからんわ(笑)。

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■「つくる会」東京支部掲示板なるところに、かなりきわどい書き込みがあった。おそらくここに書かれていることが、ほぼ真相に近いのではないかと思われるので引用してみた。他にも、産経新聞などによると、北海道支部が新執行部に反乱、白紙撤回を要求という話もあるようだ。

ちなみに副会長を更迭されたと思われていた藤岡氏は、数日後には「会長補佐」とかで会に復帰している模様だ。つまり種子島新会長はワンポイントリリーフで、藤岡氏が次期会長に就任するというプログラムのようだが…。はたして、どうなることやら。

この掲示板情報による限り、今回の八木会長解任・更迭騒動の背景としては、西尾・藤岡グループと若手の八木執行部グループとの対立、それに加えて西尾・藤岡と産経新聞・扶桑社の対立、あるいは「つくる会」純粋派と後から参加した神社・神道系保守派との対立等が、複雑に絡み合っている模様だ。

これで、産経新聞の記事が、「八木更迭クーデター」を、どちらかといえば、八木派サイドから書き、次の日には、このクーデターは、「西尾幹二の院政へ」の布石とやや批判的ニュアンスで報じた理由もわかるというものだろう。僕も旧知の遠藤浩一氏や福田逸氏らが副会長や理事を辞退し、どちらにも加わらずクーデターの舞台となつた理事会議で棄権した理由もよくわかる。

「つくる会」の創設者グループである藤岡氏や西尾氏としは、「日本会議」「日本政策センター」「神社本庁」など、後から加わった過激な保守学生運動出身グループに組織を乗っ取られそうになった危機感から、八木氏を中心にグループを形成しつつあった若手の保守学生運動出身一派と縁を切り、組織を防衛しようとしたというのが真実だろう。

しかし、いずれにしろ、そこには、最近顕在化しつつある保守内部の路線対立が影を落としていることは否定できないだろう。というわけで、このクーデター劇は、単なるスキャンダルというようなものではなく、それなりに深い思想性を秘めた事件だつたと見るべきだろう。


http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eBBS_Main?uid=5428&aid=2&s=1280

<事情通>ではなくて<半可通>だったらいいんだけど・・
事情通   2006-03-08 23:10

(1)「種子島?藤岡」執行部に反対する理事を全て解任し、支持派の理事と入れ替える。
(2)執行部にそぐわない評議員と地方支部の役員を総入れ替えする。
(3)新たな事務局長(藤岡氏が、会社を辞めさせてまで連れて来たHという人物)が全国を回って新たな支部の人材を発掘する。
(4)種子島会長は(自分も認める)ワン・ポイントであり、速やかに藤岡会長補佐(!?)を会長に押し上げる(当初は西尾前名誉会長も復帰する予定だったが、今回のクーデターの“想定外”の反発に慌てた西尾氏が保身に走ったので、とりあえずは棚上げ)。
(5)『つくる会』を戦闘的・革命的な組織に叩き直す(目的の為には手段を選ばない、様々な謀略も辞さない<前衛>に造り替える)。
(6)宗教右翼・神社右翼を追い出す(具体的には、日本会議・政策センター・神社庁・幕屋・モラロジーetc)。
(7)この革命は、たとえ会員の大量脱会を招いても断行する。これは『つくる会』そのものの“ジェノサイド(浄化)”を目指すものであり、<粛清>は無容赦・無慈悲に進行する。


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http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eBBS_Main?uid=5428&aid=2&s=1280
産経新聞朝刊

つくる会 北海道支部が反旗 八木会長解任の白紙化要求

 新しい歴史教科書をつくる会の八木秀次前会長らが解任された問題で、同会の北海道内の全三支部(札幌、道北、道東)は八日、解任を白紙に戻すよう求める要望書をまとめ、種子島経会長に送った。
 つくる会は先月二十七日の理事会で八木前会長、藤岡信勝前副会長、宮崎正治前事務局長を解任し、種子島会長を選任したが、藤岡氏は二日後に「会長補佐」に就任し事実上復権していた。
 要望書は、このままでは運動継続は困難だとして、昨年の教科書採択の総括を優先させ「会の体制は採択戦を行った当時に回復すること」などと原状回復を求めている。
 一方、種子島会長と藤岡会長補佐は八日、大阪市内で開かれた近畿二府四県の支部幹部の会議で内紛の経緯を説明した。支部幹部からは内紛への厳しい批判があり、種子島会長は八木前会長らとの関係修復を約束した。
 つくる会は十一、十二の両日、東京都内で全国の支部長らを集めた会議を開くが、支部の動き次第では執行部は厳しい局面に立たされそうだ。