日曜日, 4月 30, 2006

■小泉・安倍ラインは逃げた? 竹島軍事衝突も辞せず、という姿勢は大嘘。

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●すでに忘れられようとしているが、千葉補選投票日の前夜、とつげん妥協・和解が成立した「竹島海底調査紛争」だが、予想通り、小泉政権の「弱腰」ぶりが明らかになりつつある。妥協案では、日本側の強行姿勢におじけずき、一歩退いて、妥協案を受け入れたかに見えていたノ・ムヒョン政権は、一段落するや、さらに強気の姿勢で周辺海域の調査を強行し、海洋や海底の名称の変更なども視野に入れて、この問題に立ち向かおうとしているようだ。

それに対して、その強気な言動から軍事衝突も辞さないのかと思っていたら、適当な妥協案で調査船をさっさと引き上げて、「後は冷静な話し合いで…」等と暢気なことを言っている小泉・安倍ラインは、まったくやる気が無いことがわかる。要するに、この紛争は、選挙目当てのパフォーマンスだつたのだ。選挙には、何の効果も無かったが…。拉致問題と同じである。選挙が終われば、何事もなし。「後は、冷静にじっくりと、話し合いで…」と繰り返すだけ。むろん、それは何もしないということだ。

ところで、この竹島紛争の妥協・和解だが、それにいたる過程では、森シンキロー前総理が、韓国のウリ党文喜相(ムン・ヒサン)前議長との間で古い人脈を頼りに裏交渉を展開して、和解へのお膳立てをしたものらしい。いずれにしろ、小泉・安倍ラインには、外交交渉での当事者能力はまったくない。古い人脈や怪しい個人的な人脈に頼るしかないことが、これでよくわかるだろう。

いずれにしろ、小泉・安倍ラインは、拉致問題や竹島問題で派手なパフォーマンスだけはするが、根本的な解決に取り組む気はない。「後は、冷静にじっくりと、話し合いで…」と言う事がそれを証明している。

50年も続く韓国の竹島実効支配は、すでに覆せない段階に来ている。もし「日本固有の領土…」だと言いたいのなら、ここらでそれなりのアクションを起こしておかなければ、取り戻すことは不可能だろう。言い換えれば、小泉・竹中政権としては、拉致問題の解決も竹島問題の解決も眼中に無いということだ。あるのは選挙目当ての人気取りと支持率アップのための「ネタとしての拉致問題・竹島問題」だけである。

以下は「中央日報」の記事である。

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<韓日独島協議>交渉の背景に「文喜相?森喜朗」ラインあった

韓国と日本の交渉過程には政府当局だけではなく両国政界の背後でも動きがあったという裏話だ。

韓国ではウリ党文喜相(ムン・ヒサン)前議長が、日本では森喜朗前首相の名前が挙がった。それぞれ韓日議員連盟と日韓議員連盟の会長だ。2人は今回の事態が起こった直後から、何回も接触して交渉方向を調整していたという。
◆ファクスや手紙、接触=両連盟関係者によれば文前議長は15日、日本側と接触を始めた。「日本の水路測量計画で浮上した外交的摩擦が続いてはいけない」と述べた。17日、森前首相に「まず日本が先に水路測量計画を撤回することが事態解決の近道」という手紙を送った。事案が切迫している点を勘案し、ファクスを利用してまず手紙の内容を伝えた。
18日、人伝で手紙を伝達する際には「先に日本側が計画を撤回すれば、韓国も独島(トクト、日本名竹島)近隣水域の韓国式地名登録時期を延期する。追って、東海(トンヘ、日本海)EEZ関連交渉を別に持とう」という内容の口頭でのメッセージも伝達させた。これは韓日両国の最後の妥協案になった。
  文議長は日本側にこのような提案をするのに先立ち、外交政府と協議したしたものと伝わった。
森前首相は21日、答信を送った。「(日本)の外務省に話して措置し、谷内次官がソウルへ行くことになった」という内容が盛り込まれていたという。これとともに森前首相は「今日から雰囲気が変わるだろう。ソウルで文議長が努力してくれ」という口頭メッセージを伝えたということだ。
文議長は直ちに柳明桓(ユ・ミョンファン)外交部第1次官に連絡し、このような内容を伝えたと関係者が明らかにした。文議長はまた、先週、韓国を訪問した日本の民主党所属有力政治家とも会い、日本側の協調を要求した。議員は帰国後、森前首相に会って韓国の立場を再び伝えたということだ。
◆「背後チャンネル開かれていなければ」=駐日大使を務めたある関係者は23日「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府になり、政界の世代交代などで韓国と日本間の背後チャンネルが事実上消えた」と述べた。蓄積する韓日問題を賢く解決するためには1日も早くこうしたチャンネルが復元される必要があるという主旨だった。
そんな意味で政界は「文?森」ラインの構築を肯定的に見る雰囲気だ。2人が政府間交渉をよりスムーズにしてくれるだろうという期待からだ。森前首相は代表的知韓派とされ、2人は最近も日本と韓国で複数会っている。文議長は「過去にこだわらずに両国外交に実質的プラスになるように動く」という立場だ。
ギム・ジョンウク記者
2006.04.24 11:09:23


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